2009年8月からの積立開始以降、評価額が最低レベルの基準価格となっていたので、10月に11月分の積立を前倒しし、積立全額を新興国株式クラスへ投入したが、今月さらに下がったので引続き12月分の積立を前倒しして全額、新興国株式クラスに投入。今年の積立はこれで終了とし、正月に日本で将来を憂いながら来年以降の積立計画を練ることとしたい。ちなみに、来年はもっと投資関係の記事を増やそうかと思っている。
2009年8月からの積立開始以降、評価額が最低レベルの基準価格となっていたので、10月に11月分の積立を前倒しし、積立全額を新興国株式クラスへ投入したが、今月さらに下がったので引続き12月分の積立を前倒しして全額、新興国株式クラスに投入。今年の積立はこれで終了とし、正月に日本で将来を憂いながら来年以降の積立計画を練ることとしたい。ちなみに、来年はもっと投資関係の記事を増やそうかと思っている。
ドイツで最も有名らしい(後日、ニュルンベルクに行ったと話していたら、本当にドイツ人がドイツで最も有名だと言っていた。)ニュルンベルクのクリスマスマルクトを再訪。以前、訪れたときは(もう、3年前か。)クリスマスマルクト初心者だった為、そうは思わなかったが、ここニュルンベルクのクリスマスマルクトは広い割には、屋台のバラエティに欠ける。特に食べ物のレパートリーが少なく、どこを歩いてもニュルンベルクのソーセージ、Nürnbergerwurstに当る。その点、我らがハンブルクのクリスマスマルクトは素晴らしいことこの上無いと、ニュルンベルクを貶める気は毛頭無く、やはり規模が大きいことは良いことで、グリューワインを飲みながら街を歩いているだけでも十分に楽しい。この日も、朝早くに到着し一旦、スタジアムへ行き夜が更けた後、再度同じところを歩いたものだ。
金色に輝く、高さ17メートルの塔、美しの泉。塔の周りを囲む鉄格子に金色のリングがはめ込まれており、願い事をしながら、リングを3回まわし、それを誰にも言わなければ願いが叶うという。誰が見ても、この日の対戦相手カイザースラウテルンのサポーターであること一目瞭然だが、勝利という彼の願いは叶えられなかった。
ということで本日のお目当て、聖セバスドゥス教会の横で1313年からNürnbergerwurstを焼いているとう、ソーセージ専門店「Bratwursthaeusle」へ。ソーセージなんてどこで食べても一緒だろうとお思いの方も多いであろうが、ここのソーセージはそんじょそこらのソーセージと違って、マジ美味い。この為だけに、ニュルンベルクへ来てもいい位のレベルだと個人的には思う。その以前にまず、ドイツのソーセージ自体、メチャ美味いということは付け加えておく。
前回来たときも確かそうだったが、ヒルメシドキを過ぎると店が若干狭いこともあり、入るのに並ぶ場合も多い程の人気店。この日は、気合いを入れて?午前11時過ぎに到着したので、すんなりと席に着くことができたのだが、この店の美味しさの秘密は、ガスや木炭を使わずにブナの薪でソーセージを焼いていること。中では、数人のアジア人っぽい店員さんが焼いていたが、途中何度かドイツ人の偉そうなおっさんが叱り飛ばし、最終的にはスーツの上着を脱ぎつつ、おっさん自ら焼き始めていた。早く焼くのか、美味く焼くのかよく分からないが、焼き方にも熟練のコツがあるのであろう。
ドイツで最も美味い(ドイツ人、未確認)ソーセージNürnbergerwurst。噂によると、西洋ワサビを注文しmy醤油を垂らして食べるとさらに美味いらしい。次回は是非試してみよう。
って、ドイツにいる間に来ることは恐らく無いかな。
世界一有名と言われる、ニュルンベルクのクリスマスマルクト再訪と兼ねて、過去(かなり昔だが)ブンデスリーガを9度制している古豪、1.FCニュルンベルクのホームスタジアムへ。
ニュルンベルクのホームスタジアム、イージークレジットStadionはドイツで開催されたワールドカップ後、いわゆるネーミングライツを導入し、以前はフランケンStadionと呼ばれていた。2006年6月18日、ドイツワールドカップ予選リーグ、死闘の末0vs0で勝ち点を分け合った日本vsクロアチアの一戦が行われたスタジアムである。そう言えば、ブラジル戦が行われたドルトムントには行ったので、初戦のオーストラリア戦が行われたカイザースラウテルにも何れ行かねばならない。
ということで、この日の相手は奇しくもそのカイザースラウテルン。正直申して、ルールダービーを始めとして各地でダービーが行われた今週末のカードの中で最も今一の感は否めないが、世界中のスタジアムで其々のストーリーを持ち、熱い戦いが繰り広げられるのがサッカー。1.FC Nürnbergと1.FC Kaiserslauternの其れなりに町の距離も近く、ブンデスリーガにおける存在感も似ており、日本人選手も居ない1.FCダービー?ということで、その内容も含めて非常にブンデスリーガーっぽい試合となった。結果は、ホームのニュルンベルク1vs0での勝利。
ドイツ人をして、ドイツで1番美味しいと言わしめる(らしい)、小ぶりで濃厚な味で有名なニュルンベルクのソーセージ、Nürnbergerwurstとskyのブンデスリーガ中継にも登場し全国的に有名なビール、クロムバッハKrombacherの夢の競演。これを食する為だけに、スタジアムを訪れても良いと言ったら過言であろうが、クリスマスマルクト観光と兼ねて、日本人選手所属チームとの対戦を観に来るのはドイツ観光のコースとしては有り有りかと思う。
後半開始後、何分くらい経ったであろうか、我々の席の横、FCNとFCKのサポーター国境線を越えたところで、クロムバッハの掛け合いが勃発した、警備員とPOLIZEIの初動が遅すぎるのには笑えたが、ピッチを尻目にその騒動を見ていたときに改めて感じたのは、訪れたことの無いスタジアムでサッカーを観るのは何て楽しいことなんだということである。
「貯蓄から投資へ」と言われて久しいが、そのような時代が到来する気配すら感じられない。
"投信ブロガー"として判断されるか否かは定かでは無いが、もしそうされたのならば、来年からもう少し投信に関する記事を増やそうかな。ちなみに、投信を積立始めた2009年から買付銘柄は特に変わっていないが、2011年に買付金額の多かった3つの投信に其々投票した。結果が、楽しみである。
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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2011」とは?
投資信託について一般投資家の目線でつねに考え、情報を集め、ブログを書いている投信ブロガーたち。投資信託の事情通である彼らが支持する投資信託はどれか?
証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を投信ブロガーたちが投票で選び、それを広めることで「自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!」というイベントです。
ドイツ生活も、もうすぐ4年。恥ずかしながら、ドイツ語は全くできない。
朝の駐車場。いつも挨拶を交わす程度の、サラリーマン風のおっさんが車を降りて来て、どうのこうのとドイツ語で。適当にリアクションを取りつつ、どうやら右後ろのタイヤが凹んでいるらしい。詳細と対応策も説明してくれたっぽいが分からず。とりあえず、昨日までカインプロブレムだったので、タイヤが凹んだままの車でそのまま会社まで行く。
ディーラーに英語で電話して、修理へ。受付のお姉ちゃんに英語で状況を説明。詳細が良く分からないので、非常に説明しづらいが、とりあえず修理工の兄ちゃんが登場。どうのこうのとドイツ語でやり取りを交わし、(こちらは例によってリアクションのみ)空気を入れたりの修理が始まる。一段落したところ、どうやらさらに詳しく見るとのことで別の場所へ車が運ばれ、別で待機。しばらくしたところ、兄ちゃんが再登場し、どうのこうのとドイツ語で説明を始める。基本的に、最初から分かっていないのだが、内容も内容なのでここで観念し、Do you speak English?と聞いてみるも、どうやら話せない。ただ何とか、We fix it.と笑顔で言ってくれたので、何とかなるんだなと安心したところで、兄ちゃんがまた別の場所へ。さらに何かをやるようなのでとりあえず待つ。何分か経過したところ、スタッフ風のおっさんが登場し、英語で詳しく説明をしてくれる。どうやら、タイヤに釘が刺さっていたらしい。応急処置は済ませたものの、近いうちにタイヤを替えるべきとのこと。刺さっていた釘を記念に頂く。
夜の駐車場。いつも車を横に止めるお姉さんが先に帰宅したようで、車の中から挨拶を交わす。ちなみに、このお姉さんが可愛い犬を飼っており今日もご一緒の帰宅。車を降りて、家に向かうところで入口のところに人が居て、ドイツ語で何かを叫んでいる。良く見るとそのお姉さんで、両手が塞がっているのでドアを開けてくれと英語で。そう言えば、このお姉さんには昔、車のバッテリーが上がってどうしようも無かったときに色々と助けて貰ったことがある。
ということで、旅行で海外に行くとその国の言葉が英語で無い国でも英語でコミュニケーションを取るのだが、ドイツに住んでいると、住んでいる身で後ろめたいということも多々有り、まずはドイツ語でのコミュニケーションとなる。(仕事は英語)長年住んでいると、シチュエーションと数々の経験により、だいたい何を言っているのかは分かるので大過無く、時は過ぎ去っていくが、ちょっと込み入った内容そしてこちらからの発信となると困難な状況に陥ってしまう。ちなみに、ドイツ人(特にハンブルク)のほとんどは英語を話せると思って頂いて問題無い。
ドイツに来る前は、長年日本に住みながら日本語を全く話さない(らしい)ジーコを揶揄などしていた身だが、今となってはそんな自分が恥ずかしい。神様ごめんなさい。来年こそは(と言い続けて早4年)、残り少ないドイツ生活、他のことを犠牲にしてでも日常会話程度のドイツ語習得に精を出したいと思っているのだが。。。それもこれも全て良い経験であることには違いない。
ブンデスリーガ名物、選手とサポーターが一体となって繰り広げる勝利のダンス。私の記憶が正しければ、最近は(とは言っても、前回ホームで勝ったのは前シーズン3月の試合だが。)勝った試合でもやらなくなったのだが、246日ぶりのホームでの勝利に、サポーターが求めたのか選手が自発的にやったのか、フロント側から指示が出たのか定かでは無いが、そんなことはどうでも良く、この瞬間の為に毎回懲りもせずスタジアムに足を運んでいるんだなと改めて確認。
この日は弱いからか最近多い、日曜開催。相手は昨シーズンまでザンクトパウリの指揮を取っていたスタニスラウスキ(通称スタニ)が監督を務めるホッフェンハイム。ジンスハイムを本拠とする創設1899年の古豪スポーツクラブで、1990年よりソフトウェア会社大手SAP社の創設者がスポンサードし、ドイツ8部から3部へと昇格。その後、前シャルケ監督の名将ラングニック(通称教授)を監督に向かえ、2008/2009シーズンよりブンデスリーガ1部に所属する。このように金にモノを言わせるような経営は、レヴァークーゼンのそれに代表されるように他のチームと比べて人気が付いて来ないのが、ブンデスリーガの定説であるが、この日もアウェイのサポーターは数える程しかおらず、観客数も5万人を割るなかなか寂しいものであった。
我らが9番、ゲレーロのペルー代表で見せるストライカーっぷりを髣髴させる先制点と、個人的に最近イチオシ、左サイドのスペシャリスト、ヤンセンの電光石火の一撃で2vs0とし、先日将来のコーチ職での復帰を前提とした、冬の移籍市場での放出が公となった我れらがヤロリムを投入し、久しぶりのそしてFink政権初の勝利の瞬間を向かえるに十分なスタジアムの雰囲気を造りだす。監督が違うとやはり、ここまで違うものかと思わずにはいられないが、とりあえず、ヤロリムのシャツズボンに入れっぷりに乾杯。
一時期は本当にどうなることかと心配せずにはいられなかった、我らがHSV。この日の勝利で、シーズン開幕以来ようやく降格圏を脱出し、さぁこれからという状況となった。正直、もう降格は無いだろう。名将Finkの元、監督交代後の無敗記録を更新して年明け、ドルトムント、バイエルン、ブレーメンとアウェイで今シーズン屈辱を喫した上位陣との対戦を控える。全部勝てとまでは言わないが、年内残す、残り4試合で出来るだけ勝点を得、冬に的確な補強をした上で、ヨーロッパ戦線へ殴り込みを掛けるべく、年明け気合を入れて戦って欲しいものである。
欧州屈指の好カード、ドイツvsオランダ38回目の対戦は我らがハンブルクはImtech Arenaでの親善試合。ブンデスリーガで下位を迷走するHSVは現在ドイツ代表に送り出している選手はデニス・アオゴただ1人であるが、オランダ代表にはHSV出身の選手が多く所属し、彼らのハンブルクへの凱旋が個人的に、この試合の最も楽しみとするところであった。
まず、泣く子も黙るファン・ニステルローイ。昨年9月、2年ぶりに代表に招集され、ゴールを決める活躍を見せており、ハンブルクでの試合ということで呼ばれてもおかしくは無かったと思うが、新天地マラガでのパフォーマンスもイマイチのようで、当然の落選。
そして、更なる飛躍を期して今シーズン、新生ユベントスへの移籍を果たしたエライロ・エリア。オランダ代表では不動のメンバーでHSVで見せることの無い、素晴らしいパフォーマンスを見せていたが、ユベントス移籍後なかなかチャンスを得ることができず、ついに今回は代表から外れてしまった。落選の一報を聞いたときは、耳を疑ったものだ。
さらに、HSVのレジェンド、ファン・デル・ファールト。かつてHSVで絶対的なゲームメーカーとして君臨し、移籍金1,300万ユーロで満を持してレアル・マドリードへ移籍して行ったが、出場機会を得れずにトットナムへ移籍。終わったかに思われたが、ロンドンの地で輝きを取り戻し、依然代表の主力。ハンブルクのファンも、彼の姿を見るのを1番楽しみにしていたと思うが、ドイツ戦に先立って行われた、スイスとの親善試合で軽く負傷し、そのままロンドンへ帰ってしまった。
ついでに、元HSVでマンチェスター・シティ所属のデ・ヨングも代表クラスだが、ベンチに居たのかどうか定かで無い。
ということで、唯一ハンブルクのピッチに戻ってきたのは、やはりこの人。オランダ代表不動のセンターバック、昨年までHSVの精神的支柱として君臨して来たヨリス・マタイセン。頭が薄目の同級生は、弱冠三十一歳。その独特の風貌と頼りもとない左足のフィードが何とも懐かし過ぎる。結構、重要な場面でコーナーから点を獲ったりするので、個人的にはかなり好きな選手だったが、今シーズンからファン・ニステルローイと同じく、スペインはマラガでプレーする。クビ同然の扱いで出ていったので、このような形で戻って来れて本人もこの試合に期するものがあったのでは無いだろうか。
ということで、結果はこの対戦では事件と言っても良い3vs0でのドイツの快勝。しかも、ミューラー、クローゼ、エジルのゴールというオマケ付き。オランダの不甲斐無さを置いておくと、なかなかこういう試合も見れないなという非常にレベルの高い試合だったのでは無いかと思う。個人的には、クローゼの相変わらずの抜群のパフォーマンスとノイアーの絶対的な安定感、そして我らがアオゴの代表戦でのみ見せる仕事っぷりがとても印象に残る試合だった。この試合が、ドイツ代表今年最後の試合となったが、来年のユーロは相当可能性あるなと。
キックオフ直後、クローゼのドリブルに対し思いっきり振り切られていたマタイセン。ボールを持つ度に、周りの観客がマタイセンどうのこうのと話しているのが分かり、あー、やはり愛されていたんだなと。ファン・ニステルローイと共にスペインの地で活躍し、ヨーロッパの舞台で是非ともハンブルクに戻って来て欲しいものである。
アホアホブラザー(失礼)こと、坂本龍一さんのヨーロッパツアー、Ryuichi Sakamoto Trio Tour 2011のハンブルク公演へ。No.1ミーハーを目指す自分は、音楽についてはドの素人だが、定番中の定番である戦場のメリークリスマスやアンコールのAqua等、とかく素晴らしかった。今回のツアー初演パリ公演から3日後にiTunesStoreでライブ音源が発売されたり、Ustreamを使用したライブ中継が導入されていたりと、Windows95が登場したばかりの1995年11月に日本武道館のライブでネットを使った生中継を行ったという、坂本龍一さんが依然ネットに積極的にコミットしている姿とネット時代の著作権問題に係るトップランナーとしての姿も垣間見ることができたような気がする。
生で見たのは初めてだが、醸し出すオーラと言うかMCの着飾らない感じとか、このおっさん(失礼)かっこえーなー、と思ったのが率直な感想。当日のセットリストは下記の通り。
「ビジネスパーソンたるもの経済学を学びなさい。経済学を学ぶならマンキューの2冊を読みなさい。」と、グーグル日本法人名誉会長の村上憲朗さんが著書の中で強く言われていたのをきっかけに購入し、久しぶりに分厚い本を読みたい気持ちがあったので一気に通読。
マンキューは、「経済学」を「社会がその希少な資源をいかに管理するかを研究する学問である」としているが、冒頭に挙げられている、経済学の十大原理が経済学のいくつかの中心となる考え方が過不足無く、適切に表現されており秀逸。
人々はどのように意思決定するか
1 人々はトレードオフ(相反する関係)に直面している
2 あるものの費用は、それを得るために放棄したものの価値である
3 合理的な人々は限界的な部分で考える
4 人々はさまざまなインセンティブ(誘因)に反応する
人々はどのように影響しあうのか
5 交易(取引)はすべての人々をより豊かにする
6 通常、市場は経済活動を組織する良策である
7 政府は市場のもたらす成果を改善できることもある
経済は全体としてどのように働いているか
8 一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している
9 政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する
10 社会は、インフレ率と失業率の短期的トレードオフに直面している
経済学を知っている人には、行動のベースとしてこれらの原理が共通して在るのだと思うが、ビジネスパーソンとして必須という意味が良く理解できたのと同時に、難しい数式等が一切出て来ないこともあり、斜め読みに近かったが、本に書いてある内容がすんなりと頭に入ってきたことで、一応、経済学士として恥ずかしくないレベルにあるなという妙な安心感を得る。個人的には、先が見えない世の中で日々起こる様々な事象を、経済学のベーシックなところと関連付けて今後はもう少し深く見ていきたいところ。(但し、時間が許せば)
サムエルソン『経済学』に代わる、新しい標準的教科書と言われる所以が良く分かった。今後、何年経っても本棚の定位置を飾らせて置きたい名著。マクロ編が楽しみ。
マンキュー経済学〈1〉ミクロ編 |
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今月号の特集は、特集1訣別、特集2「リーダーの条件」が変わったPartⅡ
国家も企業も環境が激変して想定外の危機に直面し、これまでの知識・経験・常識が通用しなくなっている今の時代に必要なリーダー像として大前さんは最近、2010年8月に起きたチリ鉱山落盤事故を例に取り、従来の延長戦上でしか答えを見つけられないタイプ、”トンネル(T)の出口の明かり(A)を目指す(M)”、つまり「TAM型」のリーダーでは無く、トンネルの出口は見えず、薄明かりすらない絶望的な事態でも、柔軟な思考で解決策を打ち出して打開できるタイプ、”チリ(C)の鉱山(K)落盤事故からの脱出(D)”、つまり「CKD」型のリーダーが必要としている。
大前さんは、何かとこのようなネーミングを付けるのを好まれており、今回の場合は(も?)ネーミングそのものは微妙だが、個人的には「Howでは無く、Whatの構築力」という言葉で理解しているリーダーとして必要な能力は、ビジョンを示すということを含めて本当にこれに尽きるなと思う、今日この頃である。
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