会社の先輩からチケットが販売されているという情報を聞きつけて、こういう機会が無いとなかなか行けないからベルリンということで、ボルト旋風吹き荒れるベルリン世界陸上1日目。都大路を目指し、同じロードを走ったことのあると想像される同郷の前田選手が出場したマラソンには前日の深酒が祟り間に合わず・・・
陸上を生で観戦したのは初めてなのだが、色々な競技が同時並行で行われるのはテレビを通して知っていたが、音楽などの演出も多彩で観客を飽きさせず、さくっと2時間超で全ての競技が終わる。サッカーと違って、どっちかと言うと野球的なだらっとした感じを想像していたが、そういうことは無く逆に、観戦するにはトイレ休憩、ビールの補充含めて最高の「間」。例のボルトは、自分の中でメイン競技であった4×100mリレーで目の当たりにすることができたが、ジャマイカの他の選手も早すぎて、その速さが正直分からなかったのであるが、格が違うことは間違いない。ちなみに、今回たまたま選手が座る席に近かった為、色々な選手を間近で見ることができたのだが、福士選手以外は誰が誰だか分からず。日本からの帰りの飛行機も、渋井選手と一緒だったようで、どうやらホテルも一部の選手と一緒だった模様。やはり、色々と大変なんだなと実感した今日この頃である。
さて、ドイツで生活していて、去年のユーロを始めとして、ドイツ人のノリの良さ及び盛り上がりの巧さは体感していたのだが、この日も祭りっぷりが満載であった。基本的に、会場のフォーカスは、ドイツ人にしか向かっていなかったと言っても過言では無い。その中で、この日は女子4×400mの銅メダル獲得と、女子ハンマー投げの銀・銅メダルに会場のボルテージは最高となり、これでもかというスタンディングオベーションから成る雰囲気は日本ではまず味わうことができない至福のものであった。ちなみに、ドイツ人は何かを投げる種目には滅法強いらしい・笑
会場となったオリンピックスタジアムは、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリンのホームスタジアムであるが、ビールを飲んでソーセージを頬張るその姿は、サポーターのそれと全く変わらないのであった。本当、いい国です。
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