2004年2月、ドイツに対して恐怖感だけを抱き、卒業旅行で訪れたベルリンに大きく聳え立つ戦勝記念塔を6年後にドイツの治安は日本を凌ぐという自論を持って再訪。そういった色々な感慨深い思いを込めて、初めて競技場を一切使わずに4周の周回コースで実施される、女子マラソンの観戦拠点をここに置き、前日体感した我が国の選手を応援するという楽しさを体現すべく陣取る。日本から来たのか何なのかは良く分からないのだが、資生堂の関係者が若干名いらっしゃいましたが、2週目からは見る限り日本人は自分だけだったので、日本語で精一杯の声援を送らせて頂きました。尾崎選手の銀メダルに微力ながら貢献できたはずです・笑
3週目までは完全に団子状態で、どうなることかと思いながら迎えた4週目は3人での先頭集団形成。その中に、日本人選手がいるのを確認し、日本語での声援を送り、己もゴールを目指して東西ドイツ統一の象徴であるブランデンブルク門へ向かったところご覧の通り、大混雑でレースの行方を生で見届けることはできませんでしたが、モニター沿いにヤーパンだのチャイナ?だのドイツ語で連呼する、その場に居れることが日本人として至福のときでありました。尾崎選手、大変お疲れ様でした。ちなみに、ここで最も盛り上がったのはかなり遅めに入ってきたドイツ人のゴールシーン。インタビューは、ドイツ人選手だけ。しかも、早くビールを飲みたい的な空気を呼んだ最高の受け答えをされていました。街でランニングしている人はやたら見かけますが、ドイツ人はマラソン遅いです。いい国です。
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