ドイツの教育システムについて、備忘録的に。
・ドイツでは、中学・高校の卒業試験(アビトゥーア)に合格すれば、それが入学資格になってどこでも好きな大学に入学でき転校も自由である
・一方、ドイツはギルド制の名残で、現在も職業意識が非常に高いため、高校卒業者の5割くらいは大学ではなくマイスターズスクール(職業訓練専門学校)に進んで手に職をつける
10~16歳の間に将来の方向を自分達で決めるオリエンテーションを何回もやってそれでギムナジウム(大学進学を希望する子供が進学する9年制の学校)に行くか、職能学校に行くかというシステム。
・「デュアルシステム」とよばれる職業訓練制度では、職業学校で教育を、企業で職業訓練を同時に進めることで、基礎知識と専門能力を身に付けた即戦力となる熟練労働者を養成している
日本も大学入試制度改革が盛んに議論されているようだが、教育システムトータルの在り方を考えていかないと意味無いよな。
特に、高等教育(大学)の内容。
入試云々の前に。
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