春が訪れ、ミュンヘンで開かれるチャンピオンズリーグ決勝が近づくと共に獰猛の如く目を覚ましたバイエルンと、依然好調を継続するドルトムントの一騎打ちの様相を呈するブンデスリーガだが、リーグ創設以来1度も2部に降格したことの無い北の名門、我らがHSVがシーズン残り8試合、その試合内容含めて残留争いへの突入することを決定付けるフライブルク戦での完敗(1vs3)であった。
この日は、出場停止や怪我等が重なり、飛車角そして桂馬までをも欠いた中での戦いとなった。今シーズン限りでの退団報道を機に、復調した感のある我らがJarolimがブンデスリーガ250試合出場の記念となったこの試合、彼がセンターバック(だったのか?)に入ってビルドアップという、何かのテストマッチですか?と言わざるを得ないような、如何にも頼り無いスタメンは次の通り。(名前横は、年齢)
Drobny32
Diekmeier22 Mancienne22 Bruma20 Rajkovic21
Ilicevic26 Tesche25 Jarolim32 Töre19
Petric31 Arslan21
先日、Petricと来シーズン以降の契約を結ばないことを発表した、監督を含めた首脳陣は恐らく、来期以降大きく世代交代を図りたく、その中で今シーズンは昨年のグラッパのように若手を成長させながら残留したいと思っていることが推測されるが(全面的にagree)、この日はペトリッチを始めとした攻撃陣が全くダメで、(例によって、途中から出て来たソンも劣化が烈し過ぎる。)残留に向けての残り8試合、それはそれは前途多難な旅となるであること想像するに容易い試合内容であった。ファン・ニステルローイが如何に偉大であったか良く分かる。
Pl. | Mannschaft | Spiele | +/- | Pkt | ||
---|---|---|---|---|---|---|
11. | 1.FSV Mainz 05 | 26 | 38: | 41 | 30 | |
12. | 1899 Hoffenheim | 26 | 29: | 37 | 30 | |
13. | 1.FC Köln | 26 | 33: | 50 | 28 | |
14. | Hamburger SV | 26 | 30: | 48 | 27 | |
15. | FC Augsburg | 26 | 27: | 40 | 26 | |
16. | SC Freiburg | 26 | 33: | 53 | 25 | |
17. | Hertha BSC | 26 | 26: | 47 | 23 | |
18. | 1.FC Klautern | 26 | 17: | 36 | 20 |
ということで、この日はバーデン=ヴュルテンベルク州在住のフライブルクファン@morgenbadenさん御一行様とホームとアウェイに分かれて一緒に観戦させて頂き結果、脆くも敗北。フライブルク側から見ると、内容は結構良かったのだと思うが、今シーズン残り共に全力を尽くしシーズン終了後に勝利の美酒を味わいたいものである。
とは言ってみたものの、別にフライブルクが落ちてHSVが残るならそれでいっか。
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