今月号の特集は、日本復興計画
政府の誰もが未だビジョンを示せない中、既に同題での著書をも出版され、schönな限りであるが、
大前さんが、1988年3月に書かれた「サマータイム」という記事が思い出の論文という形で掲載されている。今年は夏の節電対策を背景として、個々の企業や自治体等でのサマータイム導入が広がっている。まず、率先して導入したところは本当に素晴らしいと思う。日本は北緯が高い訳では無いので、ヨーロッパのように日中は四六時中お天道様が出ているというのを期待する訳にはいかないが、ヨーロッパでの経験上、自分の生活においてサマータイムに悪いことは何1つ無いので、さっさと全国一律でやってしまえばいいのにと個人的には思うのだが。
サマータイム導入に対する悲観論として真っ先に挙げられるのが、結局日が暮れるまで残業をやり、夜帰るのが進んでしまっている分だけ遅くなるというもの。日本のサラリーマンの長時間の残業をも厭わないという精神が高度経済成長を支えてきたことは否定しないが、そろそろ本当に、いわゆるプロフェッショナルサービス的な職業を除き、月給取りは時間ベースでの仕事という在り方を見直すべきでは無いだろうか。色々書くのは止めておくが、太陽が出ている時間が一定ならば、今は寝ているその2時間を無駄にしない為に、仕事の開始を2時間早くし、早く終え、浮いた2時間を使ってテニスをするなり、ビアガーデンでビールを飲むなりした方が豊かでは無いですか?という単純な話だと思う。本質的にはその必要は無いのだが、浮いた2時間働きたい人は働かせておけばいい。ただ、日本は冬でもある程度太陽の姿を拝めるので、冬になると太陽を見ることすら適わないというようなヨーロッパとはその有り難さのレベルが異なることは理解しておきたい。
ちなみに、大前さんは現状ヨーロッパ等で導入されている1時間では無く、2時間のスーパーサマータイムを提唱されている。2時間になってしまうと個人的には、出社前の太陽が有効活用できないのであれなのだが、本当に起きている間はお天道様と一緒、夏は毎日百夜状態、となるのでschönな限りであるが、そこはさすがに実施にあたっては諸外国とのつり合い等で少し難しい部分が出てくるんだろうな。
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投稿情報: krakowprzeprowadzki | 2013/02/17 19:55