プット、ラーン、プラニッチ、バットステューバー、ティモシュチュク、アルティントップ、オットル、ミューラー、シュバインシュタイガー、クロース、ゴメスという、飛車角落ちもいいところのバイエルンのスタメンで始まった、今シーズンの北南ダービー第1ラウンドは我らがimtechアレナ。
前節、首位のマインツを破り、チャンピオンズリーグ出場権争いへの可能性を感じさせてくれた我らがHSVであるが、ピトロイパの1対1からの痛恨のポストが決まっていればと悔やんでも悔やみきれないのであるが、勝点1という結果は、まぁ、来週へと楽しみを繋いでくれるので良しとしなければならないところか。この日は、鉄板ボランチのヤロリムが欠場につき、トロホフスキーが先発していたのだが、ファン・ニステルローイ、ゲレーロにボールを入れる所謂トップ下が全く機能せず、鉄人ゼ・ロベルトまでもが後半途中から足が止まるという、週中にチャンピオンズリーグをこなしているバイエルンと与するにあたっての準備不足も甚だしいところ。フィジカルコーチは、この1週間いったい何をしていたのか。猛省して頂きたいものである。
バイエルンとの北南ダービーを観戦したのは、2年前と合わせてこれで2回目。2年前は、周りのほとんどがバイエルンファンで、しかもスタジアム全体の半分以上はバイエルンファンという驚愕の事実を目の当たりにしたのであるが、この日は金曜日ということもあってかいつものゲームと変わらず、ほとんどがホームのサポーターであった。imtechアレナのキャパは、57,000人。満員となるのは、バイエルン戦とブレーメン戦、今年はザンクトパウリ戦?ぐらいであるが、サポーターの声、ブーイングもいつもの2倍くらいに感じ、欧州らしい非常に良い雰囲気のスタジアムとなっていた。恐るべし、アンチバイエルン魂。
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