南アフリカへ向けた、ヨーロッパの予選は、最終節。前節、ロシアとの天王山を制し、既に出場を決めた我らがドイツとプレーオフの可能性も消え、完全なる消化試合となった一戦は、我れがハンブルクのアレナで行われた。
数々の観戦歴を誇り、有名どころは押さえてきたが、ドイツ代表を見るのはこれが初めて。「ワールドカップを獲った国」のセレソンは、非常にチープな表現となってしまいますが、カッコいい。威厳が漂います。国歌を聴いているとき、点が入ってたくさんの国旗が打ち振られたとき、自分が以前持っていたドイツのイメージが蘇り、改めてドイツで生活しているんだなと思い返し、心を新たにすることができたかできなかったかは、これからの己次第。
フランスとポルトガルがプレーオフに回り、アルゼンチンも無事に予選を通過したということで、大物ではチェコとスウェーデンがいないぐらいで、順当なチームで来年の南アフリカは盛り上がりそう。我らが日本が、どこと当たるのかが今から楽しみで仕方ないが、願わくばドイツと同じ組で一戦を交えて欲しいものである。
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