FIFAクラブワールドカップ決勝 ボカvsミラン@日産スタジアム
FIFAクラブワールドカップ3位決定戦 エトワール・サヘルvs浦和@日産スタジアム
その年のサッカー観戦を締めくくる恒例のトヨタカップ決勝も今年で数えて8回目。奇しくも、もはや伝説となったコスタクルタのPKダフりでボカが勝った3年前と同じカードとなった。パレルモの2発で、レアルを国立で破った試合に象徴されるように、南米で言えばやはりボカが飛び抜いて抜群のパフォーマンスを出すし、地球の裏側から(家を売り払ってというのは有名な話だが・・・)サポーターが大挙して訪れるので非常に盛り上がる。今年は、過去2回の大会でヨーロッパ勢がタイトルを取れなかったため、チャンピオンズリーグやらセリエAやらの日程をずらして一週間前に来日してまで勝ちにきたミランの圧勝となった。ただ、ミランの試合にありがちなガチガチな1vs0とならなかったのは、ボカの素晴らしい攻めにあり、賞賛するに値するだろう。3点目は、いかにもカカらしいゴールでいわゆる世界最高のプレーが間近で見れた訳だが、やはり特筆すべきはインザギ師匠。チャンピオンズリーグファイナルの得点を彷彿とさせる、抜群の嗅覚と得点した後の爆発具合がタマラナイ。最高です。
☆2007年1位☆ 10.24 浦和vs城南一和
2007年日本サッカー界の悲願、ACL制覇に向けて試合開始前からアリエナイ雰囲気@水曜となり、先制から逆転ゴールを喰らい、追いつき、PKと最強の展開となり2002年ワールドカップのベルギー戦に続く発狂度合いであった。
☆2007年2位☆ 12.13 浦和vsミラン
2007年JリーグMVP、ポンテを欠いたのは非常に残念だったが、どこまでやれるのかという視点から見る本気のミランとの一戦というシチュエーションは二度と無いことからすると非常に貴重な試合であったと共に、サポーターを含めて浦和のパフォーマンスは感動的でもあった。
☆2007年3位☆ 8.16 鳥栖vs東京V
久しぶりに鳥栖スタを訪れたのだが、岸野監督が目指すサッカーを昇格したヴェルディ相手に見事に体現してくれた。後ろにいる選手に対して前に出す、めちゃめちゃ凄かったジェフを彷彿とさせる、「走るサッカー」とはこういうものかと。また、尹晶煥のスルーパスからのゴールは今年ナンバー1のゴールと言っても過言では無い。
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さて、浦和がPKで勝った3位決定戦は、日本サッカー界にACL制覇という形でとてつもない貢献をしたワシントンのラストゲームとなった。結局、ホントのところ優等生なのか只のトンデモナイ奴なのかは分からずじまいであったが、とにかく熱く且つ結果を出せる選手でサポーターを惹きつける存在であったことは間違いない。これから日本のクラブが世界に出て行くにあたり、ワシントンの様な助っ人に力を借りざるを得ないのだが、ひさしぶりの「最強の助っ人」であったと言えよう。おつかれした。
日本で見れる試合は、見尽くした感があるので来年からは海外に足を運ぶとしよう・・・
誰かEUROのチケットくれ笑
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