小便小僧の放水が止まり、ウクライナをはじめとして180人以上が亡くなる程、記録的な寒波が到来しているヨーロッパだが、シーズン後半戦の開幕ゲームでドルトムントに対しまさかの大敗を喫し、地元のマスコミ含め、大丈夫か?という空気が流れたものの、先週のアウェイ、ベルリン戦の勝利で直ぐに立て直した我らがHSV。今週は、年に1度のビッグゲーム、憎き巨人(色んな意味で)泣く子も黙るバイエルン・ミュンヘンをホームに迎えての一戦。この日は、土曜夜の開催となった為、マイナス10度以下という予報もあり、過去最寒の中での観戦が予想されたが、スタジアムの温度計によれば、マイナス4度に留まり(本当か?)、2年前のブレーメン戦マイナス8度という公式記録は破られなかった。
前回のドルトムント戦、中盤が全く以てザルだったので、ヤロリムを入れればそこそこ改善できるんじゃないかと思っていたが、さすが名将Fink。早速、ベルリン戦で、ひさしぶりのスタメン復帰となり、試合は見ていないが、きちんと結果を出したようで、この日もスタメンとなった。Bild誌のデータによると、途中交代にも関わらず、チーム3位の11.3km走っており、まだまだやれるなと。
前半スタートから全体的にポジションを高めに保ち、バイエルンに対して押し込むことができていたが、期待のチェルシー組、弱冠二十歳のイタリア人Salaの初ゴールはノイアーも天を仰ぐ程?の美しきダイレクトボレーで待望の先制点。前半を1vs0で終えた。
SPIELER | LAUFWEG/KM | KM/H Ø | KM/H MAX | SPRINTS |
---|---|---|---|---|
Marcell Jansen | 11,9 | 7,63 | 31,1 | 20 |
Jacobo Sala | 11,8 | 7,56 | 28,91 | 29 |
David Jarolim | 11,3 | 7,38 | 27,22 | 17 |
Dennis Aogo | 10,9 | 6,98 | 32,51 | 18 |
Dennis Diekmeier | 10,8 | 6,95 | 32,29 | 14 |
Heiko Westermann | 10,2 | 6,55 | 27,32 | 10 |
Paolo Guerrero | 10,1 | 6,52 | 28,3 | 26 |
Slobodan Rajkovic | 10,1 | 6,48 | 27,07 | 7 |
Tomas Rincon | 9,1 | 7,27 | 31,03 | 12 |
Mladen Petric | 8,6 | 7,31 | 28,62 | 11 |
Jaroslav Drobny | 5,0 | 3,2 | 22,54 | 0 |
ついでに、バイヤンのデータも貼っておくが、ゴール前に怒涛のように突っ込んでくる印象があるので、ミューラーってやっぱ結構走ってんだなぁと。
SPIELER | LAUFWEG/KM | KM/H Ø | KM/H MAX | SPRINTS |
---|---|---|---|---|
Thomas Müller | 12,1 | 7,81 | 29,99 | 19 |
Bastian Schweinsteiger | 11,7 | 7,56 | 29,92 | 13 |
Franck Ribéry | 10,9 | 6,98 | 30,24 | 20 |
Arjen Robben | 10,8 | 6,98 | 31,75 | 16 |
Philipp Lahm | 10,8 | 6,91 | 29,74 | 18 |
Jerome Boateng | 10,7 | 6,88 | 29,95 | 14 |
Mario Gomez | 10,3 | 6,62 | 28,3 | 14 |
Holger Badstuber | 10,0 | 6,41 | 28,69 | 11 |
Toni Kroos | 7,6 | 7,13 | 28,26 | 6 |
Anatoliy Tymoshchuk | 6,8 | 6,7 | 28,15 | 13 |
Manuel Neuer | 5,6 | 3,6 | 26,64 | 1 |
後半に入り、ゲーム内容的には勝ってもおかしくなかったが、1番下の子が未だHSVファンらしい、我らが元ハンブルガー、途中出場のオリッチに絵に描いたように決められ、今シーズンのバイエルン戦は最低限の結果、1vs1のドローとなった。ちなみに、個人的にはあくまでも勝ちを求めていたのだが、交代の仕方、試合終了の瞬間の雰囲気から察するに、この日はドローでも十分だったようだ。先日、footballista誌でチームとして、今年はヨーロッパリーグ圏内を目標としていることを初めて知ったが、先を見て、この日は引き分けで良いとされ、その意思が統一されているという点では、いいのでは無いか。
交代直後の失点シーンでのクリアーミスと、ノイアーとの1対1を外した孫興民は、烈しく頑張れ!
とういことで宇佐美であるが、この日は何とベンチ入りしていたようだが、そのようなことは露にも思わず、完全にノーマーク。大変申し訳ない。これから、カップ戦が入って試合が立て込んでくるので、必ずチャンスはあるはず。応援してます。
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