ローマ、パリ、ハンブルクを完走し、そのままのノリと勢いで、仮装して走り、給水ポイントにワインや牡蠣が用意されることで有名な、あのメドックマラソンに知人、友人かき集めチームハンブルク総勢7人で参加。
毎年テーマが設定されるメドックマラソンの仮装。
今年のテーマは、Science Fiction 、いわゆるSF。
(SF受付。)
メドックマラソンは、レース前日の前夜祭からレース翌日、日曜日のWalk & Lunch まで週末3日間フルに様々なイベントが開催され、町をあげて盛り上げる。
(今年の前夜祭ホストは、シャトーCissac Lamothe-Cissac。)
前夜祭こそ、メドックマラソンの神髄ってことで、当然の如くジョイン。
ぶどう畑広がるシャトーの入り口で早速、美味しいアペリティフを頂戴し、明日のレースの存在を徐々に忘れながら、いざ会場へ。
(マグナムボトルで続々と運ばれるワイン。)
席を確保し、待つこと30分以上、日本の結婚式よろしく、お偉い方の挨拶がようやく終わり、メドックに着いてようやく念願のワインに有り付く。
(1本目は、Chateau Tour Saint-Joseph 2007。)
ワインに現を抜かして、忘れてならぬが本飲み会はマラソン前日のカーボローディングを兼ねたパスタパーティー。
前菜、パスタ、メイン、デザートの全てに必ずパスタが使われるメドックマラソン恒例のコース料理が思ったよりイケる。
(2本目は、Chateau Cissac 2007。)
パーティー会場のメインステージでは、バンドによる演奏が繰り広げられ、ワインでいい感じになった老若男女が、明日42.195km走らないといけないことを知ってか知らずか、ダンシング・オールナイト。
(3本目、Chateau Lamothe-Cissac 2008。)
参加する前までは、マラソンを控えて飲むだの飲まないだの言っていた我々チームハンブルクの面々も、そんなことは一寸も気にせずに?ガブガブとワインを飲み続ける屈強な方々を目の当たりにし、同じアホなら飲まなきゃ損々、次々とグラスを傾ける。
(マラソン前日のいろはを完全に無視した深夜まで続く宴。)
ヨーロッパに来て5年、あーこいつらには勝てねーなと、烈しく踊る欧米人を見て妙な敗北感に耽るのも束の間、我々チーム日本のアホも踊り出す。まだまだやれる。
(パーティー終盤には花火が上がり、火の粉が降りかかる程、近い。)
ワインを楽しむ為に走ると言っても過言では無いメドックマラソン。そのレースを明日に控えて、皆が高揚感極まりない状態で参加する前夜祭は評判通りの楽しさ、面白さ。
明日のレースがとても楽しみだ。
ってか、走れるのか?
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