ブンデスリーガ1部18チーム全てのスタジアムを訪問する、ブンデスリーガ制覇の旅もいよいよファイナル。1933年のドイツチャンピオン、1979、1980年のドイツポカール勝者と過去、強豪として名を知られるも近年は成績が低迷し、今シーズン15年ぶりに1部に復帰した、フォルトナ・デュッセルドルフのホームスタジアム、エスプリ・アレーナへ。
この日、同じくブンデスリーガ制覇を果たした、フライブルクサポの@morgenbaden さんと観戦。
中央駅からの近さはスタジアムの良さを計る重要な要素であり、デュッセルドルフで長い時間路面電車Uバーンに揺られていると、想像していたより結構長く、遠いなーと思っていたのだが、スタジアム名そのままの最寄駅ESPRIT arena に到着すると、何とそこはスタジアムと直結しており、めちゃ近っ。メッセ会場も隣接し、さすがは商業都市デュッセルドルフと感心。
昨シーズンのヘルタ・ベルリンとの入れ替え戦、発煙筒やらサポータの乱入やらで無茶苦茶になったスタジアムの印象しか無かったので、実際に来てみると2006年ドイツワールドカップの会場に選ばれなかったのが不思議と言われているのも良く分かる、素晴らしいスタジアム。
そう言えば、2部の試合に5万人が集まるってことでデュッセルドルフは有名だった。
デュッセルドルフと言えば、アルトビールが有名。同じ上面発酵のビールである、ケルンのケルシュとライバル関係(何の?)にあるらしいが、今年の長い冬が終わり春の訪れを告げる陽気だったこともあったかどうかは定かでは無いが、デュッセルドルフはビールを飲むなーという印象。
仲間の分も含めて1人で何杯ものビールを注文するのは、ブンデスリーガのスタジアム中で(言いたかった。)見慣れた光景だが、デュッセルドルフの方々は皆が皆、3杯、4杯、5杯、6杯と注文して、そのまま上手に小脇に抱えて持って行く。
という訳で、ビールを買うのに結構な時間が掛かるのでご注意。
ということで、今シーズン11人目(たぶん)の日本人1部ブンデスリーガー大前であるが、あまり知られてないと思うが、ローマ字で書くとGenki Omaeとなり、ブンデス恒例の声掛けでは、
げんきー、おまえ!
という感じになる。
大前が清水に入団したとき、自分は既にドイツに来ていたのでプレースタイル等まったく知らないのだが、アップの様子を目の前で見る限り、小柄でスピードを持ったまさに潮流の選手だなと。
この日は後半残り10分くらいからの途中出場でほとんどボールに触る機会も無く終わってしまったが、コンスタントに試合に出れるようになれば(そこが問題なのだが。)そこそこやれるだろうなという印象を得た。まずは、今シーズンのチーム残留に貢献し、主力となるであろう来シーズン以降、是非とも頑張って欲しいものである。
それにしても、欧州随一の日本人街と言われるデュッセルドルフのスタジアムだが、日本人はほとんど見掛けなかったなー
俺のエリア。
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