ブンデスリーガ制覇の旅を、より確かなものとする為、2011/12シーズンより新設されたマインツのホームスタジアム、コファス・アレーナを訪問。
前回マインツを訪れたのが、1部への返り咲きを果たした2009/10シーズン(前回の様子は、こちら)。若き名将トーマス・トゥヘル率いるチームはその後、ブンデスリーガの中でも抜群の存在感を示し、2010/11シーズンは5位となり、翌シーズンはヨーロッパリーグへの出場を果たしている。
マインツ中央駅から出るシャトルバスに乗って、5分くらいのイメージだろうか、(他のスタジアムと比較してアクセスは良い印象)埼玉スタジアム如く、かつて大司教座の地位をもった由緒あるマインツの田園地帯に新スタジアムがドカンと軒を構える。
フランスの大手信用保険会社、コファスが命名権を持つコファス・アレーナのキャパは30,430人。
旧スタジアムのキャパが約20,000人で毎試合ほぼフルの観客動員だったと記憶しているが、ラインラント=プファルツ州の州都として、古豪カイザースラウテルンに負けない確固たる地位を築く為に、継続して1部で安定した戦績を残し、今後は常にこのスタジアムを埋めることが求められる。かな?
新スタジアムには、託児所も完備されており、ユニフォームサプライヤーのナイキグッズを中心とするチームカラーの赤白をベースとしたファンショップもクオリティーが高い。
旧スタジアムを訪れた際、家族連れが多く、非常にアットホームなスタジアムの雰囲気が印象に残っているのだが、新スタジアムに移っても、そのチームカラーは継続。
個性溢れるスタジアムDJの選手紹介とYou'll Never Walk Aloneは相変わらず、秀逸。
ということで、薬屋さんの細貝であるが、バイヤンに次ぐ2位のポジションをドルトムントと争う強豪で切磋琢磨する姿が何とも頼もしい。今シーズン、欧州カップ戦は既に敗退となり、出場の機会も限られているようだが(うちに来ないか?)、長谷部と共に、日本にいる頃から見ていた選手だけに、引続き頑張って欲しいものである。
ちなみに、前日のアウクスブルクでもそうだったが、試合前のスタメンのシュート練習の際に細貝を含む、控えの選手が球拾いをしていた。HSVの試合でこのような光景を見たことは無い(筈)なので、驚きだったのだが、ブンデスのチームでふつうにあることなのか?
この日は、たまたまマインツ中央駅のコインロッカーで知り合った卒業旅行中の学生の方とスタジアムをご一緒させて頂いたが、聞くところによると約2週間の滞在でこの試合がブンデス5試合目とのこと。
日程さえ合えば、電車を使っての移動で金、土、日の連続観戦、平日はチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを絡めて、全ての試合で日本人選手が出場というのも可能な状況、卒業旅行で高原を見る為に、はるばるハンブルクまでやってきた自分のときとは時代が違いますなぁと、つくづく。
ブンデスリーガ制覇の旅も、いよいよ残すはあと1つ。
4.13デュッセルドルフvsブレーメンだ!
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