コモディティー化への対処は、PC撤退を決断したパルミサーノIBM会長に学べ[*1] 日本IBMが9月11日に開催した、設立75周年を祝う記念イベントの中でパルミサーノIBM会長は、「企業リーダーは、日々の業務をマネージすると同時に、未来も創造しなければならない」と強調し、長期的な視野に立って経営するため、常に自らに投げかけるべき5つの問いを紹介している。
3つめの問いは「コモディティー化にどう対処すべき?」だ。パルミサーノ氏の答えは「PCのように事業の中核をなさないと分かったら撤退。Reinvention(再発明)という手法もある。IBMはこれによってメインフレーム事業を再生できた」である。
所謂、電機メーカーの隆盛のキーワードは、コモディティーか否か。中核事業にコモディティー化する兆しが見えたら、とにかく急いで「売る」という判断をし、コモディティーではない(付加価値の高い)ものを新しく創り出す。大前さん流に言えば、日本では企業が事業ではなく雇用を維持するための社会保障団体となってしまっている為、雇用の問題が絡んでコモディティー化した事業を手放すことができない。後になればなるほど売却しようにも買い手がおらず、その間、資源の浪費となる。
電機メーカーは下請けも含めて莫大な雇用を抱えているが、既にそのような悠長なことを言っている段階では無く、全体のパイを如何に広げていくかという視点で政治を含めて(世代間でどうするか)考えて行かないとダメだなと実感した。
[*1] http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20120924/324292/?rt=nocnt
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投稿情報: Emilia | 2013/02/19 21:05