なでしこスウェーデン戦の翌日、コベントリーから電車で約4時間強、イングランド北東部の町ニューカッスルへ。ニューカッスルと言えば、ニューカッスル・ユナイテッド、そしてニューカッスル・ユナイテッドと言えば、セント・ジェームズ・パーク。この日、モロッコ戦が行なわれたニューカッスル・ユナイテッドのホームスタジアム、セント・ジェームズ・パークはヨーロッパに居る間に1度は訪れたいと思っていたイングランド北東部最古(1880年開場)のスタジアム。
行って驚いたのが、その立地。ニューカッスル中央駅から徒歩圏内、長州力的に言えば正しく、街のド真ん中に居を構える。その歴史を通じて、増築、新スタジアムの建設・移転等、色々な話を経た上に、今あるその姿が何とも誇らしい。
(Googleマップの真ん中下にあるMが中央駅)
セント・ジェームズ・パークの特徴は、スタジアムを覆う白い大きな片持ち梁の屋根。雨に濡れずに観戦できることは勿論、屋根が日光を遮らず、ピッチには燦々と日が降り注ぐ様な作りとなっている。そのキャパは、約5万2千人でイギリス6番目の大きさ。
ということで、そんな由緒あるスタジアムで戦う幸運に恵まれた、我らがオリンピック代表。日本を離れて4年以上が経過し、ドイツで活躍する選手以外は名前は知っているもの、プレーは映像ですら見たことの無い選手ばかりだったが、クラブチームですか?と言わんばかりの守備に入ったときの前線プレスからの連動は素晴らしい。後半途中まで0vs0の状態が続いたので、海外の大会で恒例の退屈した地元サポーター発信のウェーブも発動したが、永井のゴールでニューカッスルのおっさん達にも日本のフットボールを多少なりとも、印象付けることができたのでは無いか。しかし、集まったサポーター、スタジアムの雰囲気、なでしこのそれと比べると明らかに異なる。
扇原と山口がセレッソ所属であることを試合後に知るほど、この世代をキャッチアップできてないのだが、(すんません。)テレビでは分からないであろう良かった点を挙げるとすると、ベンチメンバーがアップ後ボールを集めたり、選手に水を渡したりというのを率先してやってた。そして、永井はどっか行っちゃったけど、点を獲ったときに誰か(すんません。)一目散にベンチに駆け寄って来て、そのシーンからも関塚さん含め、チームとしての一体感を感じ取ることができた。選手個人で言うと大津。ベンチや他のメンバーとのコミュニケーションやプレーにハッキリとした意図を感じた。スペイン戦でも結果を出したように、グラッパで1年やって来たのは伊達じゃ無いなと。外見チャライが、オーラが違う。あと、交代で入る選手が関塚さんやスタッフとかなり丁寧にコミュニケーションを取っていたのが印象的だった。そして、永井の足はホントに速い・笑
2連勝で勝点6、1試合を残しての決勝トーナメント進出に歓喜するチームの中で、唯一悔しさを見せていたのが宇佐美。ベンチ外でチャンピオンズリーグ決勝進出を決めた試合の方が、もうちょっと喜んでいたと思うので間違い無い。一体感とか甘ったれたこと言ってんじゃねぇぞ的な姿は、さすがバイエルン、さすがワールドクラス。そこらへんを関塚さんは分かっている筈なのでホンジュラス戦、そして決勝トーナメント以降の宇佐美のパフォーマンスに烈しく期待。ちなみに、ボール拾ったりしてたので腐ってる訳では無いと思う。
次は、久しぶりにオールド・トラフォードに行きたいので1位突破、よろしくお願いします。
Today, while I was at work, my sister stole my apple ipad and tested to see if it can survive a 30 foot drop, just so she can be a youtube sensation. My apple ipad is now broken and she has 83 views. I know this is totally off topic but I had to share it with someone!
投稿情報: ewelina | 2013/02/08 01:22