絶対に負けられない戦い、142回目のノルトダービー。ポゼッション率61.8%を記録した我らがHSVが終始ゲームを支配し、カウンターとコーナーキックから点を失い、前半0vs2で終えてもIt'sブレーメンtime! 勝利を疑う余地は一切無かったが、決定力の無さに起因して、ゲームはそのまま進んで結果は1vs3の完敗。
ノルトダービーは、シーズンの行方を左右する結構重要な局面で組まれる印象があるが、宿敵ブレーメンから勝点3をゲットし、ヨーロッパリーグ圏を見据えたい思惑叶わず、逆に前半の好調から失速しつつあるブレーメンが改めてチャンピオンズリーグ圏に向かっていくきっかけとなってしまった。
バイエルン戦は勿論、ザンクトパウリ戦よりも(当たり前)重要な年に1度のブレーメン戦。ホームで観戦したのは、これで4回目だが、アウェイのブレーメンサポーター含めて皆が年に1度の祭りを盛り上げようとしている思いがスタジアムを取り巻く雰囲気から毎回ひしひしと伝わってくる。(そう言えば、2年前はリーグ戦とヨーロッパリーグとドイツカップで何回もやってたな。)
そんなに足を運んでいる訳では無いが、ヨーロッパと比較して日本には痺れるようなダービーは未だ無いと思う。毎試合、ホームを満員にするようなクラブが同じ地域にあり、ダービーを戦い毎年、歴史(ストーリー)を積み重ねる。そんな光景が日本のあちこちで見られるようになればいいな。と今ふと思ったが、これからの少子高齢化社会、企業と同じく日本のサッカー界もアジアを含めた全体的なマーケット拡大を図って行かないと、これ以上の発展は厳しいぞと。そういう意味で、浦和の復活とそれに続くビッククラブの勃興がマジで不可欠だなと、ふと思った。
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