まさに全世界が注目している欧州連合加盟国27ヵ国中、20ヵ国目の訪問はバルト三国有数の大都市(人口約70万人)リーガを首都に持つ、ラトヴィア。かつてハンザ同盟で隆盛を極めた、ハンブルクとリーガは現在バルト三国で唯一直行便で結ばれ、2時間掛からずに互いに行き来することができる。
リーガに到着し、最初に訪れた中央市場。5つのドームを含めて屋内外に、生活に必要な有りとあらゆる物が全て充実な品揃え。未だ、ラトヴィア通貨Lats(ラッツ)の感覚が掴めない中、おやつ代わりに購入したパンがドイツのそれと違い、とても柔らかくて美味しかった訳だが、店員のおばちゃんの愛想無い感じが、久しぶりにマイナーな国に来たワクワク感を高揚させる。
旧市街の中心部、ハンザ同盟の町並みが残るスカーニュ通りは聖ペトロ教会前、こちらもハンザ同盟で栄えた姉妹都市ブレーメンから贈られた音楽隊(通称、楽隊)が居を構える。ブレーメンにある本物の楽隊と同じく下からロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ。ブレーメンの楽隊は、撫でながら願い事をすると、願いがかなうと信じられるロバの前足がその年月を経て金色に輝いているのだが、ここリーガの楽隊で輝いているのは豚の鼻。ブレーメンの音楽隊の話は、実際に結構悪い話なのだがそれにしても、
悪いなー
4つのハンザ都市、リーガ、ハンブルク、リューベック、ブレーメンの紋章を象ったブラックヘッドの会館の前に立つ、ブレーメンの象徴ローラント像。こちらも、ブレーメンから寄贈されたのかと思いきや、こちらのローラント像はリーガの守護神という説明がされている。ブレーメンのローラント像は、世界遺産にも登録されているほど有名なのだが、ここは楽隊ブレーメンも軽くクレームを入れても良いのでは無いかと思うほど堂々と君臨している。かつては、魔女の火あぶりなども行われたリーガの中心地。ここを訪れるドイツ人の誰もが、このローラント像はブレーメンから贈られたものと思っているに違い無い。
というのはどうでも良く、リーガの特筆すべきは女性の綺麗さ。やはり大都市ということで、九州における福岡の様にどこからとも無く集まってくるのか、それともローカルな特色なのかは定かでは無いが、そのようなことはどうでも良い。
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