金曜18時。昨シーズンのハンブルク・ダービー以来、ひさしぶりにザンクトパウリのホームスタジアム、Millerntor Stadionへ。2部へ落ちても(というか、2部が定位置)相変わらずの人気で、チケット入手は困難だが、VIP席近く1番高い50ユーロの席は買えるようで、当日の朝入手。キャパ2万人ちょいのスタジアムは、ピッチと観客が一体となった相変わらず抜群の雰囲気。正直、羨ましい。
スタジアムが改修され1年以上経過したと思うが、意味は良く分からないが、時を経る毎に、いかにもザンクトパウリっぽくいい感じに「汚されて」いっているのが垣間見える。
昨シーズンまで長年指揮を取った、現ホッフェンハイム監督のスタニのスタイルかと思っていたジーパン姿のスタッフと試合後のエンジンはどうやら既にザンクトパウリのものとして受け継がれているようだ。
1年での返り咲きが現実的に思える程、絶好調のザンクトパウリをアウェイで下したAue。恥ずかしながら、Aueという町がどこに在るのかこの日まで知る由も無かったが、ほぼチェコとの国境、ドレスデンの横(と言ったら、ドレスデンとは町の規模が違い過ぎて、怒られるようだが。)に位置する田舎町。遥々大都会ハンブルクまで遠征し、抜群の知名度と人気を誇るザンクトパウリ相手に勝点3を得、それはそれは嬉しいことだろうよと、同じ田舎者として思わず微笑ましくなる光景。2部にも各地でたくさんのお客さんが入り、様々な喜怒哀楽をもたらすブンデス・リーガの素晴らしいこと、この上無し。
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