共に勝点1で向かえた第4節、17位HSVと18位ケルンの最下位対決は、例によって互いのざるディフェンスへの撃ち合いとなり、2度リードしながらも負けるという今シーズン初観戦にも関わらず、何とも如何ともし難いゲームとなった。
ケルンは、この日もポドルスキーが後半開始からの出場となったように、(抜群のパフォーマンスはさすが!)各チーム移籍云々も有り未だ戦術を見極めている状況。HSVのこの日のスタメンは、ドロブニ、ディークマイヤー、ヴェスターマン、アオゴ、ライコヴィッチ、ヤンセン、テシェ、ヤロリム、ソン、シェルブレッド、ペトリッチとスタメン中3人が新戦力。水曜に獲ったライコビッチがいきなり点を獲って頼もしい限りだが、昨シーズン、毎試合スタメンを張っていたのはヴェスターマンただ1人と言っても過言で無い位のスタメン総入れ替え状態で、遂に最下位に突入してしまったのは何とも頂けない。切ったロスト、マタイセン、ゼ・ロベルトが如何に偉大だったかが分かった。国際Aマッチデーに突入し、今節終了後での監督の解任は無かったが、次節はアウェイでのノルトダービー(ブレーメン戦)。そのときも、刻々と近づいている。
夏の移籍市場で、ユベントスへの移籍が決まり、結果的に、この日がオランダ代表我らがエリアの最後の試合となってしまった。クラブでも代表でも相当な期待をされつつも、なかなか結果が出せない状況、このまま並みの選手で終わらない為には、環境を変えることが必要であったことは間違い無い。己の不甲斐無いプレーに、ハーフタイムに号泣したり、気持ちの入ったプレーと果敢に勝負を仕掛けるそのプレースタイルに、自分も含めてサポーターからの人気は絶大だった。イタリアそして、代表での活躍を期待したい。
さて、槙野であるが、この日もベンチ入りするも出場は無し。持ち前のコミュニケーション能力で、ポドルスキーらと仲良くやってる感じは何とも頼もしいが、ここら辺が槙野にとっての正念場。数少ないチャンスを逃すことなく是非とも古豪ケルンのスタメンを獲得して欲しいものである。
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