今月号の特集は、お金の流れが変わった!Part2
大前研一さんは、
日米中韓の4ヵ国の高校生を対象にしたアンケート調査(2007年、日本青少年研究所)で、「生活意識」について。
日本「暮らしていける収入があればのんびりと暮らしていきたい」
米国「一生に何回かはデカイことに挑戦してみたい」
中国「やりたいことにいくら困難があっても挑戦してみたい」
韓国「大きい組織の中で自分の力を発揮したい」
と、日本の若者の"意欲"の低さが浮き彫りになった。
と書いている。
さて、2010年の日本の名目GDPが年間を通じて初めて中国を下回り、世界3位となったことはこちらもBBC等で大きく報道された。勿論、中国が日本を抜いたという表現で。
自分は、大学時代に開発経済をかじったので、基本的に経済成長(イコールGDP)だけが全てでは無いという考えは持ちながら、大学を卒業し日本の民間企業で働いているのだが、最近、やはり経済のパイを広げない限り、管首相的に言えば「最小不幸社会」、渡辺社長的に言えば「最大多数の幸福」といったそれなりの社会を造り上げることはできないという結論に落ち着いている。時代が変わり、あらゆる仕組みが上手く行っておらず、改善の余地が有りまくりの日本は、長いスパンで見れば厳しいものの、短期的なスパンではどうにかすれば中国に喰らい付いて行くことができるのでは無いか。そして、高等教育を含めた、教育の在り方というものもそろそろ本気で考えないといけない時期に来ているなと。
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