ポルトガルの首都リスボンへ。ドイツとポルトガルとでは時差があることを恥ずかしながら再認識したのだが、ハンブルクからリスボンへは直行便で約3時間半。ドイツ滞在中に、ヨーロッパ全ての国を訪れるという1つの目標があるのだが、今回が初めてのポルトガル。ユーラシア大陸最西端の国として、インドやブラジル等へ航海し一時代を築いた、世界に打って出ようとした何か野望のようなものが節々で感じられる。歴史の一端では、「ブラジルの植民地」と揶揄される時代もあったらしいが、スペインという大国を隣に持ちながら、ポルトガル語という言葉が使われている点に強烈な存在感を感じる。
「復興者たち」という意味を持つ、レスタウラドーレス広場。16世紀末から60年間スペインに支配された後、再独立を勝ち取ったことを記念する。ちなみに、ここリスボンには何とか広場が多数存在し、塔やら像やらをやたらと見かけるが、その点、歴史を感じる(とは言わず)、あまり目立った観光地が無いからそれが目立つのかなと、思ったりもする。
リスボンと言えば、坂と市電と石畳そして、スポルティングとベンフィカ。今回は訪れなかったが、ポルトに在るフッキFCポルトと並び、3強を占めるこの2チームのスタジアムは目と鼻の先で両チームとも素晴らしいスタジアムを持つ。飯も旨いし、気候も温暖。リスボンダービーは、かなりお勧めのような気がする。
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