アジアカップ優勝から一夜明け、岡崎のシュツッツガルトへの移籍がようやく決定した。シュツッツガルトは、正直、色々な意味で微妙なチームだが、スタメンで出続けられれば彼の力を持ってすれば問題無いと思うので、ラバディア(個人的には良い監督だと思う、前HSV監督)の下、ドイツ代表カカウとの強烈な2トップを形成して欲しい。ちなみに、現時点で、思いっきり降格圏内なので、即結果を出さないといけない立場にあり、厳しいのは間違い無い。
さて、今シーズンの冬の移籍市場でドイツへ渡った細貝、槙野、岡崎は全て所属元のJクラブとの契約満了を以ての移籍となる為、移籍金はゼロ。育成費として4,200万円が払われているが、香川も事実上ゼロ。長谷部と矢野も其々、移籍金ゼロの移籍となっており、移籍金が発生したケースは、内田と大久保というマガトが熱望して(と言われている。)獲られたケースのみ。1ファンからすると、選手の移籍金が幾らであろうと関係無いが、未だに難しい状況にあるJのクラブからすれば、人気選手をタダで持って行かれるのは痛い以外の何者でも無いはず。カズや中田の頃のように、海外に出るのが珍しくJを挙げて送り出すような時代でも無く、世界のトップリーグの中の1つという位置付けになりつつあると思うので、選手や代理人に足元を見られるばかりで無く、色々と難しいは想像に容易いが然るべき選手には契約更新の時期を早める、若い頃から複数年契約を設定する等、クラブも早く海外で戦えるレベルとなってほしいものである。そして、例え移籍金が発生しても、ある程度の選手であればオファーが来る状況に、ワールドカップでのベスト16、香川等の活躍でなっているはずだと思うのだが、それは思い上がりだろうか。
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