ドルトムントを堪能した翌日、フランクフルトから特急で約2時間、スイスやフランスとの国境近い、ドイツ南西の街フライブルクへ。フライブルクは、今シーズンで浦和を退任となり、その後の体制からも何の為の2年間だったんだと思わずにはいられないフィンケが名将として名を馳せた街であり、我らが矢野が今シーズンより闘いの場として選んだ街である。
フライブルクは、環境都市として有名であるが、フライブルクのホームスタジアムであるbadenoba Stadionは、屋根に太陽電池が備え付けられ、電力を賄っておりそして、今ではどのスタジアムでも見られるが、ビール等を買った時にカップに対してデポジットを行う、リユースカップの先駆け。話によると、フィンケもそのようなチームの環境に対する取り組みに対し自らも積極的に推進をしていたようで、チーム設立以来初めて1部に昇格させたという事実からも相当な名将であることに違いないのだが、それはさておき、浦和のこの2年間は一体何だったんだろうと言わずにはいられない。
フライブルクのスタジアムは、太陽電池云々を除くと、マインツ等ドイツの中堅クラブに良くあるようなキャパシティと造りのスタジアム。この日も、若干広めに造られたアウェー席の一角以外は、ほぼ満員。その大学が昔から有名であるように、街自体がルール工業地帯に代表されるドルトムントやシャルケとは趣が異なるのだが、それがスタジアムからも感じられ、ゴール裏のサポーターもとても大人しい感じと井手たちで、まさしくオラがチームを応援するといった感じの素敵なスタジアムである。
さて言うまでも無く、フライブルクへは我らが矢野を応援しに遠いところ足を運んだのであるが、残念ながらベンチ外。この日も、下位に沈むメンヘングランドバッハに対し、3vs0と快勝し、現在ヨーロッパリーグ圏内の5位につける。その快進撃を支えるのが、13点を挙げ得点ランキング1位タイにつけるシセ。この試合でも2点を決め、交代の際にはスタンディング・オベーションの中、颯爽と歓声に応えながら意気揚々とまるで何かのスターの如く、ゆっくりと徒歩でベンチに下がっていたところをお約束のイエローカード。矢野が彼の牙城を崩し、スタメンを張るには相の当な努力と運が必要であることは間違いないが、個人的には大変お気に入りの選手なので、引き続き愚直に頑張って欲しいものである。
香川を見た翌日だけに、選手に取っていつどのチームに所属するかは、サッカー人生を左右するとても大きな要素だなと想いながら、中央駅へ向かうトラムで帰路に着いた今日この頃。頑張れ!矢野。
フライブルクに来られていたんですね!
最近のフライブルクは好調すぎて少し怖いです(笑)
投稿情報: hiryak | 2010/12/14 08:04
>hiryakさん
コメントありがとうございます。
フライブルクには初めて行きましたが、中央駅に隣接したトラムとそのバックに聳える教会が素敵で、こじんまりとしたいい街だなと思いました。矢野、頑張って欲しいですね。
投稿情報: shimizu | 2010/12/14 14:51
初めまして。ツイッターから来ました
モルゲンと申します。03政経(経済)です。
shimizuさんのサッカーへの造詣と旅っぷり、
素晴らしいです!僕は特にサッカーはド素人なので、
shimizuさんのブログを読んで勉強させて頂きます。
今後とも宜しくお願い致します。
*クリスマスにハンブルク、一時帰国を挟んで
年明けにベネルクス三国へ行ってきます。
ちなみにこの試合、僕も現地で観てました。
前半のクリアミスはかなり衝撃的でしたねw
ようやくニワカ観戦記を書いたところです。
http://morgenbaden.jugem.jp/
普段はメシや旅を題材に書いています。
お時間があればぜひ覗いてみて下さい。
投稿情報: モルゲン | 2010/12/16 08:55
>モルゲンさん
コメントありがとうございます。
返信遅くなりまして、申し訳ありません。
いえいえ、私はただサッカーが好きなだけです。
フライブルクは、絶好調で、チャンピオンズ・リーグも夢では無い位置。羨ましいです。矢野がいるのも羨ましい。
私は、2004年3月卒の経済です。お互いドイツ生活楽しんで参りましょう!今後ともよろしくお願いします。
投稿情報: shimizu | 2011/01/05 14:52
There are certainly a lot of particulars like that to take into consideration. That could be a nice level to carry up. I supply the ideas above as common inspiration however clearly there are questions just like the one you carry up the place the most important factor might be working in honest good faith. I don?t know if finest practices have emerged around issues like that, however I am certain that your job is clearly identified as a fair game. Each girls and boys feel the impression of only a moment’s pleasure, for the remainder of their lives.
投稿情報: przeprowadzkiwarszawacena | 2013/02/18 02:01