自分が学生時代及び若かりし社会人時代、いわゆるウイイレをやっていたとき、必ずストライカーとして獲っていたのだが、ファン・ニステルローイ先生(以下、先生)であった。以前、高原が所属していた我らがハンブルガーSV(以下、HSV)は、御存じキャプテン翼の若林くんが所属している程のビッグクラブであり、ブンデスリーガでの存在感も抜群なのであるが、マイスターシャーレ(リーグ戦1位)を獲ったり、チャンピオンズリーグでベスト16に残るような、いわゆる欧州のトップチームとは1つ離れた位置に存在し、毎試合ほぼ満員のスタジアムとそのネームバリューからは今1つ物足りない雰囲気を醸し出していた。我々の分析によると、無名で働く選手はやたらといるのだが、スター選手が1人も居ないというのが原因であった。ファン・デル・ファールトも我々を虜にしてしまう程のスターでは無かったし、今もそう。
HSVは、ここ数年若くて働く選手を中心として、UEFAカップ圏内は確保して、そいつらを高値で売るというやり方で、大きな補強はせずにそれをやっていた為、相当な黒字を確保していたと推測されるが、今シーズンよりマネージャーが変わり、オランダの若手を持ってきたり使うべきところには使うというスタイルに変わりつつあり、その象徴が今回の先生の獲得であろう。我々待望のスター選手、そしてストライカーの獲得である。まさしく、効果は未知数であるが、おらが街にスターがやってくる気分というのを貴重にもここ2、3日十分に堪能させて頂いている。
ということで、これからスタジアムに足を運ぶ機会も多くなると思いますので、先生のご様子を都度報告させて頂きます。ありがとう、HSV!
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