祝09-10シーズン開幕、観戦強化月間の第3週目は、先週オランダで若干失望させて頂きましたことは置いといて、我らが中村俊輔のエスパニョールホーム開幕戦兼新スタジアム杮落し及びvsレアル・マドリッドと注目せざるを得ないということで、wowowの解説で訪れた奥寺康彦氏を始めとして、優に100人は下らないであろう程の日本人が大挙してスタジアムを訪れていた。
色々あって、飲食付きのVIP席に座ることができて、周りは日本人だらけだったのだが、彼らはHISで組まれたツアーに木曜バルセロナ入りという日程で訪れたという。感覚的には、中田がローマでデビューしたときのようなものなのであろう。ということで、当の中村俊輔であるが、オランダ戦で削られた影響もあり、前半45分で交代となったのだが、チームの中では群を抜いていたというのが正直な感想。点は獲られたものの、いい感じで前半を終えていたので得点も期待できるような感じがしていたので、非常に残念。バルサやレアルのスタジアムでは感じられない「熱さ」がこのスタジアムにはあったので、セルティックでそうであったように、サポーターからの信頼を勝ち取り、チームを上位へと導いてもらいたい。期待しております。
さて、サンチアゴベルナベウのクラシコで大敗を期し、かのバルサはチャンピオンズリーグを獲ってしまう程、ライバルに水を開けられたレアル・マドリッドであるが、カカ、ロナウドを要するものの未だチームとしての効果は未知数。今、バルサとやったとしたら普通に負けるだろう。その中でも、後半途中からピッチに立った生え抜きラウルの動きの質の高さはさすが。これぞ新銀河系というスタメンを早く確立させて、リーガそしてチャンピオンズリーグでバルサの好敵手として輝いて欲しいものである。
この日は、突然の不幸となったエスパニョール主将ハルケの追悼試合の意味をも持っていた。バルサのスタジアムの雰囲気も最高だが、バルセロナに陣を構えるもう1つのチームであるエスパニョールのスタジアムも非常に良い雰囲気を醸し出していた。中村俊輔がキングとして君臨したころ、バルセロナダービーに再訪したい。
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