佐賀を出て、東京に行き、「プライベートで何かひとつ人に負けないものを持とう。」とふと思い立ち、元々憧れていた代表戦を初めて横浜スタジアムで見たのは、2000年のキリンカップ、スロバキア戦。柳沢の2得点で色々と批判されることの多かったトルシエの首がつながったこの試合。以後、首都圏開催の代表戦は、オリンピック代表を含めてほぼフル参戦し、三浦知良、そして鳥栖を更なる軸に、徐々に観戦歴を増やし、2002年の日韓ワールドカップの伝説のベルギー戦を含めた全国行脚で一気に花が開き、一旦は落ち着いたものの、昨年の浦和のACLで完全なるマニアと化してしまった己に今年、訪れた新たな機会、欧州。毎年、締めはトヨタカップとしてきたが、9年目にして初めて別の試合となった。
そして、その試合は「エル・クラシコ」。おそらく現在における、世界最高のリーグ戦。
通常、日曜に行われることが多い為、欧州とは言えども、一介のリーマンにとって観戦するのが難しいのだが、今回は幸運にも土曜開催、しかも「訪れるべき場所」カンプノウ開催ということで、冬のボーナスを散財・笑
ちなみに、今回泊まったのがHOTEL PRINCES SOFIA INTER-CONTINENTAL BARCELONAというホテル。これがまた、最高にカンプノウに近いので、5つ星につき多少値は張るが、非常にお薦め。
毎回、眠い目をこすりながら、WOWOWで見ていたクラシコ。レアルが不振で、監督が代わって1発目の試合ということもあり、バルサが相当有利という下馬評であったが、内容としてはレアルがかなり守備的に来たこともあってさすがの好ゲーム。何度かあった決定機をレアルが先に決めていたら、違う結果となったかもしれない。フットボールファンならゲームはご覧になられていると思うので、詳細は避けるが、やはり2点目を決めたメッシに尽きる。ソシオの中でも完全に別格の扱いを受けていた。それと、エトーはやはり素晴らしいストライカーである。今回、入りが遅く、ホテルがスタジアムに近かったこともあるのだが、試合開始の相当前からテレビでもラジオでもクラシコ、クラシコと盛り上がっていた。試合が終わった後の、バルサ、バルサ、バールサ♪と唄うソシオのバルサ讃歌が何ともバルセロナの夜に誇らしげに響いていた。次回は、サンチャゴベルナベウでのクラシコを観戦したい。
では、毎年恒例。
☆2008年1位☆ セルティックvsヒバーニアン
EURO、イタリアダービー、ブラジル等を抑えて、我らが俊輔セルティック・パーク。拍手で選手を鼓舞するスタジアムの雰囲気とまさにキングとして君臨する中村俊輔の姿に感動した。来年、最終ホーム戦に再訪したい。
☆2008年2位☆ バルセロナvsレアルマドリッド
やはり、最高です。雨で寒かったですけど。
☆2008年3位☆ HSVvsブレーメン
昨年、大敗した年に1度のダービー。オリッチのワールドクラスのゴールで勝利。最終的には、地元のスタジアムで地元のチームが勝つのを見るのが1番だということを認識させられた試合。
振り返ってみると、この1年は日本にいる人から見るとひくぐらいの観戦歴を重ねており、たぶんサッカーを業としていない日本人の中では、最も観戦しているのでは無いかと思える。来年は、ドイツの各都市及びオランダ、フランス、ギリシャ、イタリアと日本人が活躍しているホームタウンを訪れたいと思う。
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