人生で初めて、海外で迎えた28歳の誕生日。その地は、ローマ。
去年は、「海外に出る」という当面の目標が達成された。想像より早く。日本を経つにあたり、数多くの旧友、知人、先輩・後輩等と語らう中で、人生の中で今まで歩んで来た道に間違いが無かったこと、そしてこれから歩んで行くべき方向についても誤りが無いことが確認できた。また、とりあえず今自分がやりたいことを好き勝手にやったのも去年だったと言える。本当に今やりたいことをやってしまった為、平日は会社が早く終わってひたすら無為に飲んだ気がする。所構わず寝る、そして記憶を無くすという芸当を完全に覚えたのもこの27歳である笑 ドイツに来て、仕事帰りにぷらっと居酒屋に行くことができない環境に置かれて初めて、日本という国は何て素晴らしい国なんだと。(勿論、その他の要素も併せて。)というのは、どうでもよく・・・
今、思ったことがある。海外にいること(だけ)で得られることがデカイことは間違いないのだが、そこに安住してはいけないし、ある意味閉ざされた環境で過ごしていると忘れがちな、「東京」に居たときに感じることができていた「厳しさ」、「競争」の匂い。それが無い分、自身を奮い立たせて日々研鑽していかないと日本に帰ったときに、いわゆる「井の中の蛙」状態で取り残されているかもしれないと。正直、このままだとマズイな。マジで。
そう言えば、中学校か何かの卒業文集か何かで、父親が「ローマは一日にして成らず。」という言葉を、贈ってくれたような気がする。「成し遂げる」為に、日々努力し続けること、大切だなと改めて思ふ。
最近のコメント