オランダvsロシア@バーゼル
これぞ、EURO!予選3連勝の勢いを引っ提げて、オランダ人がライン川を跨ぐバーゼルを制圧していた。のは、20時45分の試合開始前まで・・・
それにしても、気質というか何というかチケットを持たずして隣国に大挙して訪れ、早朝から深夜まで騒ぎ倒すというその体力(敢えて、安易な表現とするが。)に脱帽。バーゼルではホテルが取れなかった為、時計の針が24時を回った後に電車に乗ったのだが、電車の中は大変なことになっていた。簡単に表現すると、ただ酔っ払っているだけなのだが。負けたんだぞ、君らは。しかも、ロシアに。
ということで、スウェーデンが完全なる不調だった為、予期せずしてヒディング先生の力を垣間見ることになったのだが、正直、強かった。ゴールエリア付近まで切り込んでの、センタリングが何本上がったことか。自分は、ファンニステル・ローイ先生の後半終了間際の同点ゴールで喜ぶオランダサポーターの一味として世界中にその姿を曝してしまった程、かなり近い位置で見たのだが、ロシアはかなり走れてました。ロシア、あるかも。ヒディングすげぇな。
お陰様で、EUROを2試合観戦させて頂きましたが、率直な感想としては楽しい!と。オーストリア、スイスという場所に毎日、違う国のサポーターが集まって騒ぐ。根本にあるのは、自分の国が好きだという気持ち(だと思う。)試合前の国歌斉唱は、君が代のそれとはまた違って何か感じるものがあった。いろいろな国と陸で国境を接しているということだけで、日本とは明らかに他の国に対する考え方、自国に対する考え方が違うのだろうなと。アメリカが凋落し、EUROが勃興しているのは何故かと併せて、その答えはこれからゆっくりと探していくこととしよう。
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