今の会社に新卒で入社して3年が経過して久しい。中学・高校で言えば卒業して次のステップへと進まなければならないほどのある程度の時間だ。「この3年間であなたは成長できましたか?」と問われると、迷わずYesと答えられるだろうが、環境を含めてこれからもこのままでいいのかと問うとそこには疑問符が付く。とりあえず今は、日々できることをコツコツとこなすことかな。OB訪問を受けた際に必ず話す持論が他の言葉で語られていたので以下参考まで。
「満員電車には乗ってはいけない」
そんなところでは、自分への投資どころではない。入社直後から、生存競争をしなければならない。つまり、目先の勝負にこだわらなければその群集の中から抜け出せない、という環境ができてしまっているのだ。
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リンク: 大前研一「ニュースの視点」WEB:KON159 学生は、20年後のキャリアを見て行動するべきだ.
●志の低い学生が多すぎる日本。
学生は、20年後のキャリアを見ているか?12日、リクルートがまとめた2008年春卒業予定の大学生の
就職人気企業ランキングで、みずほフィナンシャルグループ
(以下、みずほFG)が初の1位になりました。昨年6位だった三菱東京UFJ銀行が3位に入るなど、
大量採用を続ける金融機関の積極姿勢が人気を集めている
とのことです。ランキング上位は、次のようになっています。
1位:みずほFG、2位:全日本空輸、
3位:三菱東京UFJ銀行、4位:トヨタ自動車、
5位:日立製作所、6位:電通、7位:JR東海、
8位:JTB、9位:博報堂、10位:松下電器産業この順位を見ると、私としては、学生に悲しみを
覚えてしまいます。1つには、日本には志が低い学生が多いということを
如実に物語っているからです。本来の銀行業務を遂行することが出来ず、
預金者に金利を払えないまま、自分たちだけは儲かっている
という銀行。そんな預金者を馬鹿にしているとしか思えない銀行の人気が
高まっているというのは、どういうことでしょうか。学生自身も、学生にアドバイスする立場にある先生も、
根性が腐りきっていると私は感じてしまいます。もう1つには、学生たちの20年後のキャリアに不安を
感じるからです。このランキングに登場している大半の企業では、
実際に活躍できるようになるのは40代半ばくらいからでしょう。20年も先の自分のキャリアプランを描いた上で
就職を考えた学生がどれほどいるでしょうか、疑問を感じます。20年後になって泣くことがないように、学生にはぜひ頑張って
もらいたい、としか言いようがありません。
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