(バイ・アレナ再訪。)
前回覇者のバイエルンを始めとして、ドルトムント、レヴァークーゼン、シャルケのドイツ勢4チームが本戦へと出場した2013/14シーズンのチャンピオンズリーグ。
4チーム全てのグループリーグ突破に向けて、他会場の動向を含めて重要な試合となったレヴァークーゼンのリーグ5戦目は、ドルトムントで一世を風靡したシンジのドイツ、そしてフットボールが盛んなNRW州への凱旋試合となった。
(トップ下スタメン、キター。)
ケルン・ボン空港から一路レヴァークーゼンへと向かう電車の中では、流暢な英語の発音でレパートリー豊富なチャントを繰り出す大量のユナイテッドサポーターと遭遇。
シンジのチャントも披露され、移籍してから2年目、期待も込めて、既にサポーターの心をガッチリと掴んでいる様子が伺える。
(数々のCL名勝負を生み出してきたピッチ。)
レヴァークーゼンvsマンチェスター・ユナイテッドの一戦で思い出されるのは、チャンピオンズリーグ決勝への進出を果たし、ブンデスリーガ、ドイツカップと合せて全て2位、ネバークーゼンと揶揄されることとなった2001/02シーズンのCL準決勝、アウェーを2vs2で終え、ホームで迎えたセカンドレグ、先制されながらも追い付き、猛攻を耐え、1vs1のドローでファイナル進出を果たしたゲーム。
勝利が決まった瞬間に子どものように走り出す監督のトップメラーが印象的で、今日の試合前に何度もこの試合の映像が流れていた。
ちなみに、ギグスはこの試合もスタメンを飾っている。恐るべし。
(伝統のユニフォームが板に付く。)
バイヤンの独走を許す今シーズンのブンデスリーガにて、2位に付けるのがレヴァークーゼン。
監督が代わり、プレミアリーグでイマイチ波に乗り切れないマンチェスター・ユナイテッド相手にどこまでやれるのか?そして欧州の舞台での飛躍を期して薬屋さんに移籍した我らがソン・フンミンのプレーにも注目。
(ユナイテッド伝説の名コンビとなりたい。)
ということで、香川が全国民念願のトップ下スタメン出場。
先日のオランダ戦で久しぶりに生で見て、その突出した抜群のボールキープ力に改めて上手いなと感心させられたのだが、この日のゲームでも攻守共に文字通りピッチを駆け回り、両チーム最高の12.48キロの走行距離を記録。
あのマンチェスター・ユナイテッドで、まさにチームの中心として90分タクトを振り続ける姿に感動した。1点目の起点となったボールを奪ってからの速攻は見事。
(この後さらに追加点、0vs5で試合終了。)
今日の勝利で、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた香川マンチェスター・ユナイテッドのチャンピオンズリーグでの今後の戦いが非常に楽しみであると共に、このようなゲームを気軽に見に行ける環境に居れたことに感謝してもし切れない。
レヴァークーゼンは相手をリスペクトし過ぎた。そう言えば、Polizei が帰り道のアナウンスを思いっ切り英語でやってた。媚びるなw
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