(ブリュッセル三辰のちらしは鉄板。)
11月に代表の欧州遠征があるという噂は、ヨーロッパ中を駆け巡り、どこでやるのか?どことやるのか?の話題で持ち切りだったが、遠征1戦目のオランダ戦がベルギーのゲンクで開催され、たくさんの日本人が集まった。ちなみに、ロッベンがボールを持った際にトヨタカップでよく見るような、オーという類の歓声が上がったので集まったという表現が妥当だろう。
(KRCゲンクのホーム、クリスタル・アレナ。)
2002日韓ワールドカップ初戦、ベルギー戦での先制点などの活躍により、大会後の欧州への移籍を果たした師匠こと鈴木隆行が戦ったスタジアムということで非常に感慨深い。
(試合前に掲げられた弾幕が、ゲームに対する緊張感を造る。)
「日の丸の誇り・重みは?」
「日本に伝わる必死さはあるか?」
「ZACさん 海外組が全て?」
(ラファエル半端無いって。)
ファン・ベルシら、複数の選手が怪我などにより欠場したこともあり、この試合のタクトを握る、我らがファン・デル・ファールトの空気を読まない先制点と、ロッベンへの鬼アシストという抜群のパフォーマンスにより、前半早くも0vs2。
いつものメンバーから大幅に変更を加え、いつもに無いワクワク感を持つ代表に暗雲立ち込めるも、前半終了間際に本家大迫の半端無い決定力で1点を返す。
(試合終了後、本田のフォトセッション。)
後半、オランダが大幅にメンバーを変えたこと(特にデ・ヨング)がその後、クラブチームですか?というような抜群のコンビネーションを見せた本田のゴールで、2vs2へ持ち込めた大きな要因であることは否定できないが、こういう試合は結果がホントに重要。
今日のゲームは、ワールドカップへの期待を膨らませるに十分のゲーム内容で、これでザッケローニの解任も無くなったと言ってもいいだろう。
(ここからどれだけのメンツがブラジルのピッチに立てるだろうか。)
代表の試合を生で観るのは久しぶりだったが、本田もそうだが、途中から入った香川のプレーが非常に印象的だった。オランダ相手に見せた、絶対にボールを獲られない抜群のキープ力はマンUやっぱモノがちげーなと。
個人の力を其々が上げていくことはもちろん、量質共に充実したマッチメークを組み、日本の強みである組織力を可能な限り高めた上で、本番に臨んで貰いたいと心から思う。
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