2大有名メーカーのもうひとつ、ブディヨヴィツキー・ブドヴァルBudejovicky Budvar。
チェコから南へ電車で約2時間半。チェスケー・ブディヨヴィッツェへ。ブディヨヴィッツェの名称は、世界シェア1位のビールメーカーであるベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブが保有するバドワイザーのルーツ。かつてアメリカにあった縁もゆかりも無いアンハイザー・ブッシュ社との間で訴訟まで起こったらしい。この日はゆったりとバスに揺られながら、工場併設のビアレストランへと足を延ばしたのだが、どこから押し寄せたのかツアー客で満席。次の街への電車(既にプラハとは比較にならない程、田舎につき、何時間に一本の世界)と急ぐ為、敢え無く断念し、中央駅付近のレストランで、冒頭にある写真を見ただけでビール好きならうまいと分かるであろう、色も味も濃い絶品の一杯を頂く。
この日、泊まったのは街の郊外にあるフルボカー城に隣接した、ホテル・シュテクル。大前研一さんおススメのホテルで、モルダウを見下ろしながらテラスで飲むビールが最高とのことだったが、この日はあいにくの天気で且つテラスが結婚式に使用されていた為、これまた残念。ただ、ふつうにレストランで飲んだビール(ブディヨヴィツキー・ブドヴァルじゃなかったけど)とても美味しかった。
ということで、言うまでも無くドイツはビール大国で、ドイツ生活それはそれは堪能させて頂いているが、さすがは、その上を行きビール世界一の消費量を誇るチェコ。スーパーで見た銘柄の多さはさすがとしか言い様が無い。そして、ビール1本のサイズが通常ドイツで売られているそれよりも1周り大きい。この街、ビールしか無いと言っても怒られはしないと思うが、ビールに対する思いの深さを勉強させて頂いた。まだまだ修行が足りないなと。
何の?
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