見事、香川ドルトムントの圧勝で幕を閉じた2010/11シーズンの最終節、残留を争うメンヘングラッドバッハとのホームゲームを観戦。結果的には、影響無かったものの、メンヘングランドバッハの入れ替え戦進出を助けるが如く、良く有りがちな1vs1でのドロー。ロスト、ゼ・ロベルト、ファン・ニステルローイ等、チームを去る多くの貢献者に勝利を捧げることもできず、可も無く不可も無く、なあなあな雰囲気で今シーズンを終えてしまったような気がする。
さて、今年のHSVは12勝9分13敗の勝点45で8位と痛くも痒くも面白くも何とも無い成績でシーズンを終えた。その内、ホームでの戦績は7勝5分5敗。観戦した試合は、下記の通り8試合で2勝4分2敗。
9.11vsニュルンベルク 1vs1
9.22vsヴォルフスブルク 1vs3
10.22vsバイエルン・ミュンヘン 0vs0
1.21vsフランクフルト 1vs0
2.16vsザンクトパウリ 0vs1
3.19vsケルン 6vs2
4.9vsドルトムント 1vs1
5.14vsメンヘングラッドバッハ 1vs1
ハンブルク・ダービーでの敗戦という未来永劫語り継がれるであろうお恥ずかしい一戦が目立つ限りであるが、観戦していない残りの試合でレヴァークーゼンとマインツ、フライブルクに負けてハノーファーに分けた以外は全て勝っているのを考えると、如何に勝ち試合を見逃したかと。そして、チケットを譲った方々はかなりの確率で勝ちゲームを観られた訳だが。当然ながら、観に行った試合というのは重要且つ難しい試合が多いので仕方ない無いと言ってしまえばそれまでだが、シーズンチケットを買って、観れた勝ちゲームがたったの2試合というのも情けない。
それはさておき、今シーズン初めてシーズンチケットを購入し、それと並行して例によって、ヨーロッパ中の色々なスタジアムに足を運んだのであるが、観戦歴も相当なレベルになってきて既に、日本代表を含め、やはりオラがチームを応援するのが、どんなビッグゲームを観るよりも楽しいことには気付いていたが、それを再認識するシーズンとなった。そして、幸運にもザンクトパウリが1部で、ハンブルク・ダービーをホームとアウェイで観戦できたことは将来振り返ったときに大きな素晴らしい財産となるだろう。ドイツ生活も3年を超え、おかげさまで欧州主要リーグの有名なスタジアムはある程度行き尽くした感があるので、来年はもっとホームゲームを観戦したいなと思うのだが、それに見合う解体的出直しと飛躍をチームが図ってくれること、切に願う。
ということで、契約期間がいつまでなのか良く分からないが、試合前にセビージャに移籍するトロホフスキーらと共にインタビューを受け、完全にチームを去る体になっていたファン・ニステルローイの勇姿を観るのもこの試合が最後。twitterでは既出だが、この日の朝、ランニングをしていたところ、前泊後試合当日散歩中のHSV御一行と偶然にも遭遇し、ファン・ニステルローイと完全に目が合うという思わぬご褒美を頂いた訳であるが、そのパフォーマンスはさておき、オラが街に世界トップクラスのストライカーが居るという幸せを身を持って体験することができた2年間、そして最後の1日であった。是非とも、チャンピオンズ・リーグの舞台に戻って来て、ゴール記録を積み重ねっていって欲しいものである。
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