日本の三大問題として、少子化、高齢化、単身世帯が挙げられたのだが、なんと一般世帯における家族類型別世帯数で、単身が31.2%で1位。これが、GMS、百貨店、ファミレスの構造不況の原因だと。一方で、単身でも行ける店の代表として、大戸屋。東京だけなら未だしも、日本全体で単身世帯の割合が多いということは、家族第一のヨーロッパに暮らす者としては、非常に問題では無いかと。基本的に、1人であることは幸せでは無いですからね、ふつうに。
南欧PIGS問題、最近、報道でギリシャの名前を聞かない日は無いが、日本は既に、政府債務残高がGDP比で200%を超えている。基本的には、過去の人が作ったものなので、子供手当の財源云々等、民主党を攻める気は無いが、そろそろ未来に向けた絵を描いていかないといずれ、世界の投資家にバレルんじゃないか。やっと、法人税を下げるという検討が始まったようだが、消費税を上げる議論を本気で始めるべきでは?結論は決まっていることなので、別に参院選が終わってからガッツリ進めてもらっても構わないとは思うのだが。
当面、日本企業は不退転の決意で新興国の市場開拓に向かうしかないと、メッセージされているが、大前さんによると、海外赴任を打診されて、受ける割合は1割らしい。(ソースは定かでは無いが、まぁ確かなのであろう。)速攻で受けた自分は一体何なのだろうか、ということはさておき、いつのまにか台湾のフォックスコンがEMS/ODM分野で売上世界一位。大前さんは、日本が得意とする富裕層に対する高収益商売から、中所得者層に対する低利益率商売に軸足を向けて行くべきと。確かに、無駄に高性能な商品を止めて、原価を下げて、新興国に打っていかないと日本企業の未来は無いな。と、自分に言い聞かせております。
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