あれから、約1年半が経過し、ようやくスタンドフォードブリッジのピッチを拝むことができた。大都会ロンドンの高級住宅街に門を構えるチェルシーの雰囲気は洗練された、やや物足りない?風格漂うものであった。
ユナイテッド、リヴァプールの不調を尻眼にプレミアの首位を快走するチェルシーであるが、冷静にスタメンを見てみると凄いの一言。ネームヴァリューと実力に申し分のない11人がスタメンを張る。おそらく、初めて見たと思うのだが、やはりドログバはトップストライカーだなと。驚異的な決定力でこの日も2点を決めると共に、常にボールが足元そして胸元にビシッと収まり、ダイレクトパスで崩す攻撃の起点となっている。カメルーンのエトーも脅威だが、コートジボアールと当たるよりもマシであったと胸を撫で下ろす。日本のストッパーで止めるのは、不可能。
オールドトラフォードやアンフィールドと同じように、スタンフォードブリッジは完全に観光地となっており、フットボールを体感するにはゲーム内容含めて、間違いない場所だと。サッカーを知らない人にも十分楽しめるだろうが、サッカーを知らない人に行かせるには非常に勿体無いので、サッカー好きに是非とも訪れて欲しいものである。
この日は、ルイ・サハの活躍で、3vs3のドローであったが、正直チェルシーが此処までイケてるチームだとは思いもしなかった。ダイレクトパスを中心に中盤を組み立て、ドログバ、アネルカで決める。プレミアは無論、チャンピオンズリーグでもかなりのところまで行けるのでは無いかと思う。
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