サッカー観ていて悲しくなったのは、初めてかもしれない。久しぶりに、ハンブルクを本拠とする2部所属、ザンクトパウリのスタジアムを訪れたのだが、後半途中からコットブスのサポーターが発煙筒をピッチに投げ入れるという愚行に出た。基本的に、周りの警官や警備員、ピッチ上のゲームはびくともしないのだが、ザンクトパウリは熱狂的なファンで有名なだけに、自分の庭を汚されたような気が多々したのである。しかも、その直後に先制され、腹立たしいこと極まりなかったのだが、その後の同点ゴール、勝ち越しへ向けての猛攻は、サポーターが一体となって素晴らしい雰囲気を醸し出していた。ちなみに、そのような暴挙に出たのは、一部のサポーターであり、その他のコットブスサポーターからは、「フースバル!」というコールも出て、結局は非常にお寒いアウェイ席になったのだが、どのスタジアムも満員で、立ち見席もあり、ビールも飲めるという欧州随一のドイツのサッカー環境を自分の手で逃さないようにしてほしいものである。頼む。マジで。
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