「シャドーワーク」とは、「通常の業務、意思決定プロセスからは外れた、個人の自主的な意志と裁量による創造的な仕事」を指している。と、表紙の裏に折られた所?に書かれているが、明確に定義はされていない・・・が、言おうとしていることは非常によく分かるし、日本においてはこれからどの世界においてもこういった人が重宝されると思うのだが、組織の中でこういう人を作ろうとしてもおそらく無理であろう。自論だが、大学卒業時点でビジネスで使えるか使えないかという観点から見たときに既に勝負はついているから。そういった意味では、マクロ的に言えば、大学までの教育において「シャドーワーク」できる人を数多く作ること、ミクロ的に言えば採用においてそういった人を数多く採用すること。重要なのは、組織の中で彼らをきちんと生かすシステムを作ること。ただ、今最もこういった存在が必要とされ且つ欠けている(民間や官僚には恐らくたくさんいる。)のは、政治家であろう。
シャドーワーク―知識創造を促す組織戦略 | |
一條 和生 徳岡 晃一郎 東洋経済新報社 2007-02 売り上げランキング : 6347 おすすめ平均 シャドーワークとはなんなのか結局わからず ボトムアップな世の中になりつつあります。 目に見えない世界 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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