堀江さんや村上さんが逮捕され、社会に身を置くことで気付いた「エスタブリッシュメント」の存在。当時、マスコミで言われていた「国策」逮捕を否定するどころか、それがそもそもの検察の目的だとまで言い切った。「社会」がいかに複雑に出来ており、それを壊すことがいかに恐ろしいことなのかが日々分かりつつあるが、この本に出会わなければ知りえなかった数多くの記載があり、その自論が強固なものになると共に単純に読み物としてもオモシロい1冊であった。「エスタブリッシュメント」側で無い人にとって必読。
反転―闇社会の守護神と呼ばれて | |
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