2010年の終わりも近づこうとする今日この頃、フランスを含めてヨーロッパの未だ行ったことのない国に3ヵ国行く。という目標を立て、2ヵ国目として訪れたのは、南アフリカでの歴史的勝利で記憶に新しいデンマーク。ベントナーに代表されるように皆デカイ。ちなみに、イブラヒモビッチに代表されるようにスウェーデン人もデカイ。
中央駅前に位置し、コペンハーゲン市民憩いの場、チボリ公園。今週末から、クリスマスマルクトが始まったのだが、ドイツのそれとは違うが、素晴らしい雰囲気を持ったクリスマスマルクト、公園内に多数レストランもあり、観光地として申し分ないアトラクション。恥ずかしながら、今日までその存在を知らなかったのだが、非常に良いです。
北欧の入口、コペンハーゲン迄はハンブルクから電車で行くことができる。そして、この電車、途中でフェリーに乗り込むことで有名。飛行機を使えば、1時間掛からない時間で行くことができるところ、チケットの価格も影響して電車でコペンハーゲンへ。
フェリーへの乗車時間は、約30分程。レストランやら免税店?やら、展望デッキやら皆、電車から降りて思い思いに限られた30分を楽しむ。思いの外、フェリーが揺れたので船酔いのリスクを避ける為、カールスバーグ片手に酒に酔う。電車だけでなく、車も乗り込んで来るのだが、かなりきちんとしたホスピタリティ-が船上には準備され、とことん楽しむという文化の違いを感じ取ることができた。
さて、コペンハーゲン。さすが、100万都市そして、首都。想像していたよりもの凄く、都会。そして、さすが、北欧、と言わんばかり其々のお店がその商品をも含めて、デザインに優れてオシャレ。
まるで、日本ですかと言わんばかりのセブン・イレブンの出店具合。間違い無く、佐賀よりも緻密な店の配置。しかしながら、法規制がその要素の多くを占めると思うが、セブン・イレブンが出店しているところとしていないところ、特にヨーロッパの中で何故にここまでコペンハーゲンに進出しているのかは気になるところ。
そして、今回のメインイベント、世界三大がっかりとして有名なコペンハーゲンの人魚姫像。結構な寒さと雨の中、ヨーロッパ三大?がっかり、ブレーメンの音楽隊を初めて訪れる時のような、分かっちゃいるけど止められない的な感覚で、地図上では海岸上に位置する人魚姫像を目指す。
のだが、それらしき場所には着いたのだが、辺りを歩けども歩けども姫らしきものは見当たらない。それから、北に南に海岸沿いを小1時間程、歩いたのだがそれでも見つからない。さすが、世界三大がっかりともなると、とてつもないレベルのがっかりで、探すのも困難な程、しょぼいんだなと自分らを納得させつつ、たどり着いたのがこの石。ちなみに、1番始めにこの場所に来て、ここで人魚の真似をして写真を撮っていた輩がいたのだが、そのときは見た限り銅像らしきものが無かったので、ちと疑問に思いながらも、素通り。
なんと!人魚姫は上海万博へご出張中とのこと。そう遠くないところを恐らくがっかりということを知りながらも、世界中から?訪れたその場に居合わせた我々を含めた観光客は、妙な一体感、そして通常では体験のできない、更なるがっかりを得ることのできた、良いのか悪いのか非常に思い出深いコペンハーゲンのファイナルであった。
ちなみに、ご出張の様子はこちらに詳しい。
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