7月中旬、イタリアは名波ヴェネチアへ。水の都ヴェネチア、色々と聞いてはいたが、まず中央駅から降りてすぐに見える水の光景が、今までには見たことの無い類のもので、圧巻の一言。
この水の都、人工都市であるが故の地盤沈下と、いわゆる地球温暖化による海面上昇の影響で、冗談では無く、そう遠くない将来、沈んでしまうのではないか?と心配されている。
ということで、ドイツ滞在中に必ず行っておきたい(しかも、なるべく早く)場所であったが、このタイミングで行くことが叶った。
今回のヴェネチア旅行のメインは、ナポレオンをして「世界一美しい広場」と言わしめた(ホントか?)サン・マルコ広場やヴェネチアのシンボルでもあるサン・マルコ大聖堂があるカステッロ地区に居を構える、かつてエンリコ・ダンドロ一族の邸宅として14世紀後半に建てられ、その後ホテルとして改装された名門、ホテル・ダリエリ。
インペリアル様式、ヴェネチア様式(泊まった部屋は何様式だったのだろう・笑)などタイプが分かれ、そのどれもが豪華を極める(らしい)ホテルを博物館や美術館かの如く、くまなく探検する。
数々の名士が投宿した歴史と大理石がもたらす重みが、何とも言えない雰囲気を今に残す。
アマルフィにプラハ(チェコ)、シリヤライン。添乗員・大前研一が勧める旅はどれもこれも非常に思い出に残る旅となっているが、その大前先生が世界一と自信を持って認定するという最高の朝食を、ダリエリ最上階のレストラン「ラ・テラッツァ・ダリエリ」で。
「美味しさとは五感で味わうものなり。」 by 大前研一
至極名言(笑)
朝一でテラス席に陣取り(ここ重要)、燦々と輝く太陽と、アドリア海に面する、前方180度に広がる大パノラマと共に頂く、シャンパンは正に至福のひととき。
朝食とはこうあるべき、というのを学ばせてくれ、今回もまた非常に思い出に残る旅となった。さすが、大前先生。次は、ドバイに行くぜ!
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